2011年02月27日
中級編カウンセラー養成講座11回目
2011年 中級編カウンセラー養成講座(グループ編)
11回目 「カウンセラーとして」 ☆
今まで学んできた、すべての「カウンセリング技法」を統合し、
自分自身のものとして ”使いこなす” ための「理論」を学びました。
基本理論は、アレン・アイビィ(1933~ )のマイクロカウンセリング。
*統合のためのマイクロカウンセリングmicro counselingとは。
◆さまざまなカウンセリング理論から技法を抽出し、
それらの意味と目的を整理、統合したカウンセリング技法。
◆カウンセリング・プロセスを12段階に細かく分割し、
それぞれの段階ごとに既存のさまざまなカウンセリング・アプローチから抽出し、
再配分したカウンセリング技法のまとまりを指す。
【マイクロ技法・階層表】・12の段階
(1) 基本的関わり技法
(2)クライエント観察技法
(3)質問技法
(4)はげまし、いいかえ、要約
(5)感情の反映
(6)意味の反映
(7)焦点の当て方
(8)積極技法
(9)対決
(10)5段階の面接構造(技法の連鎖および面接の構造化)
(11)技法の統合
(12)その他
初級、中級と、様々な技法を使いパーツ毎のトレーニングをしながら、
基盤づくりをしてきました。今後は基盤をもとに、技法を統合して行くことで、
カウンセラー自身のカウンセリングスタイルを創りだすことが可能。
カウンセリング技法はさまざまですが、マイクロ技法によって分類することで、
各理論の特質を明確にし、意図的な面接を実現できると、アイビィは述べています。
カウンセラーのトレーニングにおいて目標を明確にし、
カウンセラー自身に、カウンセリングについての客観的な知見と
目標を与えることもできます。
『技法統合』のためには、トレーニング☆必須! ですね☆
【受講生の声】
・クライエントに対して積極的なカウンセリングができれば、
とても効果的なカウンセリングになると思う。
そのためには「基本的傾聴の連鎖」があってこそ。
その上でクライエントの問題に寄り添った「見立て」ができる。
また、カウンセラーとして「自己一致」の姿勢を忘れないことは重要な部分。
自分に対して偽りのない生き方は、対するクライエントに、
何かひとつの生きる力を与えるきっかけにつながって行くと信じている。
私はそんな風にクライエントと関わって行きたい。(by 受講生) φ(.. )
今日は受講生の素晴らしいカウンセリングマインド☆に、ただただ感激(涙☆)!
「共に学び、共に成長する感動☆」を、ありがとう^^!
この仕事を選んで本当に良かったと感じる瞬間!☆
次回は、いよいよ最終回:修了式です☆ お楽しみに~ ♪♪♪・・・
●カウンセリングマインド↓
http://www.sendai-shinri.com/blog/2010/01/post-73.html
●マイクロカウンセリング↓
http://www.sendai-shinri.com/blog/2010/08/post-141.html
●マイクロ技法↓
http://www.sendai-shinri.com/blog/2010/08/post-142.html
中級編カウンセラー養成講座カリキュラム→http://ssc.da-te.jp/e323421.html
●1回目:カウンセリング技法
http://ssc.da-te.jp/e372316.html
●2回目:防衛機制
http://ssc.da-te.jp/e376498.html
●3回目:傾聴トレーニング
http://ssc.da-te.jp/e382693.html
●4回目:認知行動療法
http://ssc.da-te.jp/e384281.html
●5回目:インナーチャイルド2
http://ssc.da-te.jp/e389273.html
●6回目:NLP
http://ssc.da-te.jp/e390977.html
●7回目:傾聴トレーニング
http://ssc.da-te.jp/e395689.html
●8回目:アートセラピーカウンセリング3
http://ssc.da-te.jp/e401639.html
●9回目:ヒプノセラピー
http://ssc.da-te.jp/e403324.html
●10回目:傾聴トレーニング
http://ssc.da-te.jp/e406811.html
●11回目:カウンセラーとして
http://ssc.da-te.jp/e408691.html
【 カウンセラーとしての基本的な心構え 】*TAMURAメソッド
1:「テクニック」ではなく、“おもい” を!
2:カウンセラーである前に、ひとりの人間であること
3:誠意ある対応、こころある対応、そして中立
・・・ いつでもあなたのそばに ・・・