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2020年03月19日

自己効力感|バンデユーラ






◆自己効力感


自己効力感(じここうりょくかん)

英語:セルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、カナダ人の心理学者「アルバート・バンデューラ」(1925~   )が提唱した、

「自分は目標をやり遂げる事が出来るだろう」という信念のこと。

自分は「きっとできる」という自己期待や有能感、物事を成し遂げることへの自信がこの自己効力感という概念。

※バンデューラは、自己効力感や社会的学習理論で知られる。


この自己効力感が低いと、批判やネガティブな感情にとらわれることが多くなり、

「自分はどうせ出来ない」と思い込むことが多くなるという特徴を持つ。




【達成経験】・自己効力感は、過去の達成経験が大きく影響している。

達成経験(成功体験)とは、自分自身が何かを達成したり、成功した経験のこと。

達成経験は最も自己効力感を高める要素とされている。


<<<具体例>>>

・自分が企画したイベントが大好評だった。
・独学で難関と言われる有名大学に合格した。
・何らかの大会で優勝した。
・望んでいた職業に就くため必要な資格を取得した。


何かを成し遂げるといっても簡単にやり遂げられるものではなく、長い期間、努力を継続してようやく達成できた経験が最も自己効力を高めるとされている。





【言語的説得】・他者からの肯定的なフィードバック


言語的説得とは、他者から言葉によって「自分に能力がある」と励ましてもらうこと。

「実は自分は自分の思っている以上に出来るのでは」と気づくことで考え方や見方を変える。



<<<具体例>>>

・カウンセリングで、肯定し続けてもらう。
・家族や友人、知人からの励まし。




※『自己効力感』 とは、人が困難に挑戦し、何か物事を成し遂げる上で、「自分は出来る」という確信を抱くことに欠かせない素質です!













◆自己肯定感

「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。

自分を肯定している感覚、感情などを指す。

自己肯定感が高い人は、ストレス対処の力も高く、自己解決力も高い傾向。




*対義語は、「自己否定感」


幼少期の生活・教育環境によって大きく左右されると考えられており、教育上の重要な要素だと考えられている。


自己肯定感が低いと自信が持てず。他人にどう見られているか気になり、他人の言動に過敏に反応してしまうとされている。

•自己肯定感が高い:心の受容が大きく、少々のことではめげない。意欲的に人間関係を築くことができる。

•自己肯定感が低い:自信喪失、委縮。自己否定的。




『自己肯定感を得る為には』

様々な見解があり、下記等があげられる。



•認知の歪み(勘違い)を修正する。

•達成し易い目標を立て、数多くそれをこなすことで達成感を得る

•失敗してしまった場合に、それは一時的なものと考える。

•ネガティブな言葉を用いない様にする。

•ポジティブな言葉を意識する。

•自己を否定する原因となっている人や環境から離れ、違う環境へ移る。

•自己肯定感を得られなかった原因を探る。乳幼児期や幼少期が原因である場合がよく知られている(愛着障害)。






☆仙台心理カウンセリング&スクールでは、自己肯定感を得る為のトレーニングとして、交流分析を活用したアプローチなども取り入れております。













◆自己重要感

*「自分が大切にされている」と感じること。(コミュニケーションの場で使われることが多い)

人は「他人に認められたい」「他人から大切にされたい」「敬ってほしい」「感謝されたい」「褒められたい」などという欲求を持っています。

心理学者のアブラハム・マズロー(1908~1970)は、「承認(尊重)の欲求」 という言葉で説明しています。


1、私たちは否定され続けると「自分はこの人から粗末に扱われている」と感じ、その相手に対して良い印象を持てなくなります。

2、いつも自分を認め、肯定し、感謝してくれたり、褒めてくれたりされますと「自分は大切に扱われている」「自分は重要な人間だ」と感じます。

相手の自己重要感を高めてあげることで、人間関係もスムーズに行くことが多くなることでしょう。




【自己重要感を高めることのメリット】

「自分の主張を聞いてもらいやすくなる」ため、相手の自己重要感を満たすことができれば、それだけ「自分の主張や頼みが通りやすい」ということになります。




【自己重要感を高める5つの方法】

1、相手の話を聴く(傾聴する)

2、肯定する(認める)

3、相手の興味関心を押さえる(共感やあいづち・フィードバック等)

4、感性の一致を図る(ペースを合わせる)

5、「あなたは特別」な感じを伝える






◆心理学講座や心理カウンセラー養成講座では、「自己重要感を高める方法」も学ぶことができます☆



















●【お客様の声☆一覧】








◆ インフォメーション♪♪♪ ◆


【アクセス】


【お申込み】・ホームページのご予約フォームからお申込み下さい。
 

◆こちらからもご予約可能です ⇒ 【お申込みフォーム】

【お申込みについての必要事項】

お申込みの際は、お名前、年齢、お電話番号(緊急時に使用)、メールアドレス、
ご希望日時を第3希望まで、お知らせ頂けますとスムーズです。



【送受信の不具合がある場合】

お申込みメール送信後、24時間を経過しても返信がない場合は、
何らかの不具合が考えられますため、お手数ですが、お電話を頂戴できますと幸いです。




☆ 皆様にお会いできますこと、楽しみにお待ちしております ☆





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・・・ 迎えてくれる人がいる 大切にしたい場所がある そんな存在であり続けます ・・・





















































































































































  


Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:14心理学講座

2020年03月17日

交流分析|脚本衝動




交流分析|脚本衝動



人間の「無意識」という働きのひとつに、
過去の経験での快適ゾーンに戻り、安定しようとする働きがあります。


このことを理解せずに、目標達成すると、
目標達成したにも関わらず、
無意識が・・・元に戻ろうとして働くのです。


これを、交流分析の脚本分析では、「脚本衝動」と呼びます。
◆『交流分析』 (全5回)の4回目で学ぶことができます。




たとえば・・・

念願のレストランOPEN、
お店は予約でいっぱいにも関わらず、
不安、心配でたまらなくなる。。。


幸せいっぱいの新婚生活なのに、
なぜか安心感が得られず心配、不安になる。。。


望んでいた有名大学に合格したのに、
嬉しい気持ちより、不安感が浮上する。。。


新しいことに取り組み始めたが、
慣れないことでうまく行かず、
今までの自分に戻ってしまう。


ダイエットの途中であるにも関わらず、
キツいから・・ ま、いいっか!、と諦め、
いつもの日常に戻ってしまう。。。




新しい生活スタイルに慣れるまでは、
時々やってくる、この「脚本衝動」を意識し、
クリアするトレーニングをすると良いでしょう。

徐々に新しい環境に慣れ、さらなる向上心が湧いてくる可能性も高まります。

継続して行くと、やがて 「成功体質」 に変化します。 



新しいことを習慣化するためには、
繰り返してやり続けることが不可欠です。

そうでなければ、せっかく手に入れた目標達成が、
苦痛だけのものになってしまいます。


目標を決めて歩き始めたら、納得感をGETするまでは、
スローペースで構わないから、歩き続けて下さい。

カウンセラーは、あなたのベストパートナー。
あなたのペース・歩幅に合わせて伴走します^^。

















◆ インフォメーション♪♪♪ ◆


仙台カウンセリングスクール
【マンツーマン心理学講座】


初心者はもちろん、プロとしてスキルアップしたい方まで、
マンツーマンの指導により、きめ細かく対応いたします。

個々の目的に合った個人レッスンで、ご希望のスキルが学べます。
心理療法を実際に体験してみたい方や自己理解を深めたい方、
使える心理カウンセリング技法を身につけたい方、
プロとして現行の技法に併用し、
新たな心理療法を修得したい方などに特におすすめです。


感覚で理解しながら学べるロールプレイ中心の実践的な指導。
現場で活かすカウンセリング技法を修得するには、体験学習が欠かせません。
カウンセリング現場や日常生活に、すぐに役立つスキルの習得が可能です。

また、マンツーマンですから、
講師とのコミュニケーションの密度が圧倒的に濃く、
自分が感じたことも自由に発言できます。
常にあなたのペースで、自分の心と向き合いながらの講座ですから、
数多くの気づきや学びが期待できます。

毎回の実習を通して、楽しい気づきがあります。

皆様が、仙台心理カウンセリング&スクールで学び、
その中で、「より良く生きるため」 のスキルを身につけて頂くこと。
講座の中から感覚をつかんでいただければ幸いです。







【習得できる主な技法】

クライエント中心療法
交流分析
認知行動療法
ゲシュタルトセラピー
フォーカシング
NLP
イメージ療法
インナーチャイルドセラピー
アートセラピー(絵画療法)
カラーセラピー



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



【心理学講座】

◆交流分析講座(全5回)

◆カウンセラー養成講座:初級編

◆カウンセラー養成講座:中級編

◆カウンセラー養成講座:上級編

◆カラーセラピスト養成講座(認定資格取得)


☆ 皆様にお会いできますこと、楽しみにお待ちしております ☆





【受 付】 対面カウンセリング及びマンツーマン心理学講座は随時受付しております。
【場 所】 仙台心理カウンセリング*JR長町駅西口~徒歩6分
【お申込】 ホームページご予約フォームよりお申込み可能です。





・・・ いつでもあなたのそばに ・・・










































































































  


Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:22心理学講座

2020年03月15日

交流分析(全3回)|ショートコース




【交流分析講座】(全3回)|ショートコース

気軽に学ぶ3回コース・・・90分×全3回

*4月4日より受付スタート!(お申込みフォーム~先着順)

『心理カウンセラー養成講座(初級編)』☆受講準備講座☆
※2名様以上で開講します。

◆5/2(土)1回目 13:00~14:30 
*自分自身を理解します(エゴグラム)

◆5/2(土)2回目 14:45~16:15 
*自分のコミュニケーションパターンを分析

◆5/3(日)3回目 15:00~16:30 
*自分が無意識にしている”心理ゲーム”を分析


【開催場所】 仙台心理カウンセリング:長町ルーム

【主な最寄駅】
・JR長町駅 徒歩6分
・地下鉄南北線「長町駅」 徒歩5分
・地下鉄南北線「長町一丁目駅」 徒歩5分
(※詳細&入室方法はご予約時ご案内)

【長町ルームMAP&アクセス】

【所在地】 仙台市太白区長町3丁目

【お申込み方法】 仙台心理カウンセリングのHP:お申込みフォームからお願い致します。

仙台心理カウンセリング で検索☆☆

【受講費用】グループ講座ショートコース:お一人様8000en (税込)×3回
※1回目のみテキスト代+1000en(税込)



●□■□■□■□● 「心理学講座 交流分析」 ●□■□■□■□●


~・~ ココロよろこぶ ”やさしいプチ心理学” ~・~


初めての方でも、無理なく安心、わかりやすい理論の心理学「交流分析」

自分のこころが理解したくなった方のための、心理学入門講座です。


人は誰しもその人にしかない素晴らしい力を持っています。
アメリカの心理学者エリックバーンの理論・交流分析講座では、
自分自身を理解しながら本来の自分に気付き、
問題解決方法や、より良い人間関係の築き方を学んで行きます。



・皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております☆






・・・・・●・○・● 交流分析カリキュラム ●・○・● ・・・・


● 第1回 構造分析
・本来の自分を理解する(エゴグラム)

● 第2回 パターン分析
・自分のコミュニケーションパターンを知る

● 第3回 ゲーム分析
・”こころのからくり”自分の「交流の癖」を知る


※全カリキュラム出席の方に「修了証」を発行します。
※修了した皆様は、「初級編:カウンセラー養成講座」を受講可能です。


= ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ =


エゴグラムには「心の指紋」と呼ばれるほど
さまざまな組み合わせが存在し、それぞれ解釈が異なります。

交流分析講座では、エゴグラムを使うことで自分のパターンを知り、
(どの心の状態がリーダーシップを握っているか、5つの状態全体バランスはどうかなど)
自分自身を理解しながら問題解決の方法や、
より良い人間関係の築き方を学んで行きます。






☆交流分析講座

☆お客様の声(交流分析その1)

☆お客様の声(交流分析その2)

☆お客様の声(交流分析その3)

☆お客様の声(交流分析その4)

☆お客様の声(交流分析その5)

☆お客様の声(交流分析その6)

☆お客様の声(交流分析その7)

☆お客様の声(交流分析その8)


☆お客様の声一覧






【 長町ルームMAP&アクセス 】


『 仙台心理カウンセリング ☆ facebook 』






・・・ いつでもあなたのそばに ・・・





















































































































































































































































































































  


Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:21心理学講座

2020年03月13日

受付中☆ 「4色ワーク」で可能性を拡げる






可能性を拡げる 「4色ワーク」 受付中☆


「4つのタイプから分かる ”対人関係のコツ”」 と題して

「可能性を拡げる!4色ワーク」(心理学講座90分)を開催します。


◆【日程】 4月24日(金) 12:30~14:00 受付中(只今の残席1☆)

【ファシリテーター】 田村 みえ プロフィール

【開催場所】 仙台心理カウンセリング ※JR長町駅~徒歩6分
         (地下鉄南北線 長町駅~徒歩5分)
【アクセス】 仙台市太白区長町3丁目

【参加費】 おひとり様 3333en☆ (*当日ご持参下さいませ) 
【お申込】 仙台心理カウンセリング
     ホームページお申込みフォームにてお願い致します。
     仙台心理カウンセリング で検索

【人 数】 4名様まで受付します。☆残席 1となりました。
     *いつも本当にありがとうございます。

【内 容】 人間のタイプ(スタイル)を、4つの色に分けて分析し、
     自己理解&他者理解につなげます。

     自分自身の特徴:タイプを理解することは、心の癒しにつながり、
     また、ストレスを抱えた他者への対応にも役立ちます。

     日常での様々な人間関係んの場面で活かせる内容となっており、
     苦手なタイプへの対処法がわかります。

     現状からの視野を拡げるのに役立つ内容が多く含まれています。
     忙しい日常を忘れ、4色ワークを楽しみましょう♪






「共に学び、共に成長する感動☆」 をご一緒に♪

皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。

参加したい!その気持ちを是非ぜひ!お申込みへ

【4タイプの主な特徴】

●エネルギッシュな人 「赤」

●明るく元気で楽しい人 「黄」

●沈着冷静、知的な人 「青」

●癒しを与える優しい人 「緑」













・・・ いつでもあなたのそばに ・・・













◆心理学講座一覧


◆お客様の声(体験談)


◆心理学講座Q&A


◆Q&A(よくあるご質問)










【 おまけ^^☆ 】 ※ご参考!


『 か り て き た ね こ』

対人関係で人格否定は禁物!

注意するときのポイント!(叱る時も注意が必要)


「か」:感情的にならない
「り」:理由を話す
「て」:手短に
「き」:キャラクターに触れない
「た」:他人と比較しない
「ね」:根に持たない
「こ」:個別に叱る

*出典
「帝京平成大現代ライフ学部教授」 渡部卓 氏のお勧め


































*宮城県名取市 閖上の虹(2020.3.11)




































































































































  


Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:07心理学講座

2020年03月07日

初級編|心理カウンセラー養成講座開講






初級編|カウンセラー養成講座開講


□■□■□■□■□ 初級編 『カウンセラー養成講座』(全12回) □■□■□■□■□


【講座の特徴】 「少人数制重視」 1クラス4名様までの受付です。

コミュニケーション、カウンセリング技術、アートセラピー、
その他の心理療法を学びながら自分を愛し、自分を癒せる人になるための初級講座です。

カウンセリング技術を、家庭や職場、学校で生かしたい人にぴったりです。
自分自身のために“セルフカウンセリングのスキル”を身につけることができ、
今までより自然に他者との信頼関係を築くことができるようになることを目指します。


■2020年7月スタート日程(隔週土曜)
前期:7/4、7/18、 8/1、8/15、8/29、9/12
後期:9/26、10/10、10/24、11/14,11/28、12/12


■隔週土曜:昼コース*15:00~16:30
■講座期間:全12回(90分×12回:隔週)6か月間
■開催場所:仙台心理カウンセリング JR長町駅西口~徒歩6分
■費用:グループ講座 10000円×12回
■個人レッスン 1コマ13000円×12回
 ※テキスト代+2000円(初回のみ)

■修了証:全カリキュラム出席で「修了証」を発行します。
 ※日程が合わない皆様も 『個人レッスンにて対応』 可能です。

*何らかの事情によりやむを得ず日程変更する可能性がございます。
 その際、事前に日時調整のご連絡を差し上げます。
*3名様以上で開講します。


●○●=初級編カリキュラム(全12回)=●○●

第1回 カウンセリングと信頼関係
第2回 コミュニケーション
第3回 カールロジャース理論:受容と共感
第4回 アートセラピーカウンセリング
第5回 共依存
第6回 コミュニケーション&カウンセリング実習

第7回 インナーチャイルドセラピー
第8回 ゲシュタルトセラピー
第9回 フォーカシング
第10回 アートセラピーカウンセリング2
第11回 リラクゼーション技法
第12回 自叙伝セッション、まとめ、修了式




○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○









【初級編カウンセラー養成講座受講の流れ】

・心理学講座「交流分析」(全5回又は全3回)を受講修了する

・交流分析受講中または修了後に「初級編カウンセラー養成講座」受講申込書を提出
(初回受講希望日時の予約)
・ホームページお申し込みフォームをご利用ください

・受講お申込みの受理確認と共にご連絡事項などを返信いたします
(返信は原則24時間以内にお送りします)

・受講当日、ご来室いただき初級編カウンセラー養成講座受講

・各回受講当日に受講料1回分お支払いください(振込み可能)
(マンツーマン受講の方は次回受講日時のご予約)

・初級編:全カリキュラム受講で「修了証」をお渡しします

・中級編カウンセラー養成講座受講の検討へ進みます
⇓ ⇓
◆中級編 『カウンセラー養成講座』




○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○




□■□・~初級受講条件~・□■□ 
・「交流分析講座/全5回又は全3回」修了

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

□■□・~中級受講条件~・□■□ 
・初級編「カウンセラー養成講座/全12回」修了

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

□■□・~上級受講条件~・□■□ 
・中級編「カウンセラー養成講座/全12回」修了

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆受講お申し込みは:ホームページお申し込みフォームより24時間受付しております。






【実習の風景】 *傾聴トレーニング
 ⇓  ⇓  ⇓







◆お客様の声(カウンセラー養成講座その1)

◆お客様の声(カウンセラー養成講座その2)

◆お客様の声(カウンセラー養成講座その3)

◆お客様の声(カウンセラー養成講座その4)

◆お客様の声(カウンセラー養成講座その5*)

◆お客様の声(カウンセラー養成講座その6)


◆お客様の声☆一覧





















◆心理学講座一覧


◆お客様の声(体験談)


◆心理学講座Q&A


◆Q&A(よくあるご質問)












・・・ 迎えてくれる人がいる 大切にしたい場所がある そんな存在であり続けます ・・・

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Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:33心理学講座

2020年02月20日

リアリティセラピー|現実療法






リアリティセラピー(現実療法)

【リアリティセラピー reality therapy】

・精神科医ウイリアム・グラッサー
William Glasser(1925~  )によって提唱されたカウンセリング手法。

・現実療法(リアリティセラピー)は、非行少年・少女を中心にカウンセリングや心理療法を行い、その更正に力を尽くしたアメリカの精神科医グラッサー(Glasser.W)の体験に裏付けられた考え方が基礎になっている。


・1965年に『現実療法』(Reality Therapy)が出版されて一躍注目されるようになった。

これまでの過去、感情、症状に焦点を当てる方法とは異なり、現在の満たされていない、重要な人間関係にいち早く焦点を当てることによって、問題解決を試みるカウンセリング手法である。ことさら洞察を目指すものではないので小さな子どもから、どんなレベルの人にも関われる手法。

・対象年齢を問わず、犯罪矯正、薬物依存、精神病、親子・夫婦の家族関係、スクール・カウンセリング、職場のマネジメントと適用範囲は広範囲である。

・現実療法(リアリティセラピー)は、自分の行動に責任を持つことを強調します。 問題は社会、境遇、遺伝、過去にあるのではありません。自分の行動を直視、吟味し、より良い行動を選択する手助けをするのがリアリティセラピーです。

あら捜し、人を責める、過去に執着する、自己否定に陥ることは、リアリティセラピーとは無縁です。







1:パーソナリティ論
・全ての行動は内側から動機づけられており、人間は基本的欲求(愛情、自己価値観)
満たそうと行動する。

2:病理論
・愛情もしくは自己価値観が充足されないと精神的不適応を起こす。

3:目標
・クライエントは現在性(reality)、責任性(responsibility)、善意(right and wrong)の区別などを身につけさせ、責任ある行動・生き方をするようになること。

4:カウンセラーの役割
・上記三つのRの側面を重視して、よりシビアに現実を認識していくように支え導く。

5:援助過程
・現在に焦点を合わせ、過去に合わせない。言い訳の機会を許さない。


グラッサーは「人間にとって唯一の問題 は不幸であること」とする。

人間が不幸なときには、とてつもなく創造的になり、その結果非行、犯罪、薬物依存、
暴力、精神病と呼ばれるような行動をとるようになる。

現実療法のカウンセリングには3つの前提がある。

1:クライエントが不幸なのは、満足できる人間関係を持っていないからである。

2:クライエントが満足できる人間関係を持っていないのは、どちらかあるいは両方が
関係を改善しようとして、外的コントロール心理学を用いているからである。

3:そのような関係からは苦痛がもたらされるので、どちらかあるいは両方が、
相手が用いている外的コントロールから逃れようとしている。







外的コントロールによる「致命的な7つの習慣」

1、批判する
2、責める
3、文句を言う
4、口やかましい
5、脅す
6、罰する
7、ごほうびで釣る


この習慣が実践されるところでは、基本的欲求が充足されず、問題が発生する。




自分の行動は自分の選択であることが分かると、人は今までよりも「自由」を得ることができます。

リアリティセラピーは、米国の精神科医ウイリアム・グラッサー博士によって提唱され、著書『現実療法』(1965年)によって一躍世界に注目されるようになりました。2000年発刊『選択理論』はウイリアム・グラッサー博士の集大成とも言える書物。

リアリティセラピーは、人が自分の行動を吟味し、明確な基準に照らして評価できるよう、手助けするものです。現実的な願望と欲求を満たして、より良い人生を送れるような計画を共に立て、それに取り組むことによって、力と自信を身につけ、人間関係も改善しより効果的な人生が送れるようになります。 リアリティセラピーは、日々使える自己改善の術を提供し、人が問題に対処し、個人的に成長し自分の人生を効果的に送れるよう手助けするものです。



『 私たちは自分の行為と思考のすべてを選択している 』

「グラッサー博士の選択理論」ウイリアム・グラッサー/著 アチーブメント出版より








※【グラッサーの著書】
「選択理論」2000グラッサー. W. /著(柿谷正期/訳) アチーブメント出版
「15人が選んだ幸せの道」2000 グラッサー.W./著(柿谷正期・柿谷寿美江/訳) アチーブメント出版








・・・ いつでもあなたのそばに ・・・













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Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:33心理学講座

2020年02月19日

カラーセラピスト養成講座




カラーセラピスト養成講座開講(2日間)


◆  休日 de 資格  ◆・・・ カラーセラピスト ♪♪♪◆


カラーセラピスト養成講座 (2日間でカラーセラピスト資格取得☆)


【日程】 2020年 2/29(土) 3/14(土)・・・全12時間(6時間×2日間)
【時間】 10:00~17:00(ランチタイム60分)

【開催場所】 仙台心理カウンセリング(JR長町駅西口~徒歩6分)
【所在地】 仙台市太白区長町3丁目
【アクセス】

【お申込み方法】 ホームページのご予約フォームからお申込み下さい。



*受講のみ(12時間) 合計 ¥65,000
*修了証必要な方 合計 ¥67,000 
*資格証必要な方 合計 ¥90,000


・受講料内訳 2日間 60,000円+5,000円
(受講料59,000円+テキスト1,000円)+手数料(カラーシステムズ)5,000 円
・登録希望者:カラーセラピスト&ティーチャー資格認定 25,000円(DVD付) 
(カウンセリングレポート提出後、合格者のみティーチャー資格証発行)


・お支払い方法:受講初日にご持参ください(事前お振込み可能)


※TBC(東北放送)テレビ 「ウォッチン!みやぎ」(5月2日)で、
”色” のことを少し・・、お話させていただきました ⇓ ⇓

◆TBC(東北放送)テレビ 「ウォッチン!みやぎ」




【色って何だろう?】

 色は心理的影響を与え、色には感情があるといわれます。
 暖色は暖かく感じられる色、寒色は冷たく感じられる色をいいます。
 暖色系は太陽や火を連想させる赤、橙、黄などで、
 寒色系は水、氷などを暗示させる青、青緑、青紫などを指します。
 同じ室内の温度でもピンクのカーテンとブルーのカーテンでは、
 ピンクの方が暖かく感じられますね。 
 中にはどちらとも言えない中性色と呼ばれる、緑や紫があります。






● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ●


【センセーションカラー・ヒーリング・システム】

1993年カナダ、バンクーバーで、
カラーセラピスト、ステファニー・ファレルによって設立されました。

美しい10色のアロマオイルを使ったヒーリング・システムです。
色と香りによる新しいセラピーで、10色のアロマオイルの中から好きな色、
感じる色を使って3組の配色を自由につくってもらい、
この3組の配色に使われている色を読み解き(リーディング)していくことで、
クライエントの現在の心理状態や性格を心理分析していくものです。

選び出されたアロマオイルの中から今の自分に必要な色や
心を静めてくれる色がわかります。
講座内で学ぶカウンセリングスキルを使い、
クライエントの過去、現在、未来を心理分析していく方法を学びます。。
色と香りの共感覚によるヒーリング効果という、
手軽でありながら深いカウンセリングとヒーリングのできるセンセーションシステムです。









■「センセーションカラーセラピスト養成講座」カリキュラム

・・・・・・・・・・1日目(6時間)・・・10:00~17:00
◇カラーセラピー概論(1)
●セラピーの歴史、原始から現代まで
●色の持つ意味とは、シンボルと文化、宗教
●カラーテストとカラーセラピー
◇カラーセラピー概論(2)
●カラーカウンセリング手法
●リーディングプロセスと色の意味
◇カラーリーディング
●カウンセリング実習(ケーススタディ)


・・・・・・・・・・2日目(6時間)・・・10:00~17:00
◇カラーカウンセリング(ケーススタディー)
◇カラーヒーリングの手法と歴史
●カラーヒーリング・エクササイズ
●カラーヒーリングの歴史と考え方
◇カラーリーディング
●カウンセリングとヒーリングの総まとめ



*********************************


●セラピスト認定について

認定校「エコール・ド・メチエ」に2名分の実習レポートを提出後、
セラピスト認定され「センセーションカラーセラピー」ができます。

ティーチャー資格(合格者)がある方は、セラピスト活動の他に
センセーションカラーセラピスト養成のティーチャーとして活動することができます。
認定資格証(25,000円)の必要な場合はお申し出ください。







◆カラーセラピスト養成講座


◆心理学講座一覧


◆お客様の声(体験談)


◆心理学講座Q&A


◆Q&A(よくあるご質問)








・・・ いつでもあなたのそばに ・・・





































































































  


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2020年02月16日

意志力|ウィルパワー






ウィルパワー



困難があっても、最後までやり遂げる意志の力




【ウィルパワー】

目標を達成する人は、心をこう鍛えている!

意志力を鍛えるための「日常の習慣」

人生や仕事の成功と関係がある「ウィルパワー」☆





【希望力を高める要素】




「ウェイパワー(Way Power、見通し力」

「ウィルパワー(Will Power、意志力)」



ウィルパワー研究の第一人者である、

アメリカ・フロリダ州立大学の心理学者ロイ・バウマイスター博士は、

「ウィルパワーの高さは、人生や仕事での成功と関係がある」と考えています。

ウィルパワーの高さは、学校での成績、仕事でのリーダーシップ、

収入レベル、結婚相手との関係性や心身の健康、

そしてレジリエンスとも相関があると言われています。

※レジリエンス ⇒ 回復力、復元力、柔軟性、弾力性。ストレスなど外的な刺激に対する柔軟性を表す言葉。。。






一方で、ウィルパワーが弱ってしまうと、

自制心が発揮できず、過食や過飲、暴力やギャンブルなどの、

ネガティブな行為に走りやすくなります。

やるべき仕事が残っているのに、ついスマホを見たり、

Facebookで時間を費やしたり、

TVやネットを見すぎたりして、時間を過ごした経験・・





このように、ウィルパワーは、

目標に向けて何かを成し遂げる前向きな力だけでなく、

目標までの道筋にある「誘惑」に負けない、

自己コントロール力も含まれているのです。









【成功するために必要なウィルパワー】



◆高いウィルパワー
・学業での成功
・リーダーシップ
・収入
・結婚相手との関係性
・健康
・レジリエンス(逆境に負けない)
・・と、相関がみられる。



◆ウィルパワーの欠如
・過食、肥満
・喫煙
・アルコール中毒
・非行、犯罪、DV
・ギャンブル、浪費
・人間関係の悪化
・・などのリスクがある。









ウィルパワーが消耗してしまうと、

何か有意義な目標を立てても、最後まで続きません。

別のことについ目が行き、上の空になってしまうこともあります。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、遊びすぎ、買い物のしすぎ、

さらにはタバコの吸いすぎ、カフェインの摂り過ぎにも関係しています。

アルコールやギャンブルの中毒を招くこともあります。

ウィルパワーはいかに高めるかだけでなく、

いかに「消耗させないか」も同じぐらい大事☆☆☆









このようにウィルパワーには個人差があり、

その違いは人生の大切な時期における、

成功や失敗に関係することがあります。



では、もともと自制心が弱い場合は、

社会人になってからもウィルパワーが低いままで、

仕事でも成功できないのでしょうか??



実は・・・ 研究が進むにつれて、

ウィルパワーは筋肉のようなものであるとわかってきました!

つまり、ウィルパワーは、『鍛えられる』 のです。



腕や足の筋肉は、運動をすることによって鍛えられますが、

酷使すると 疲労がたまってしまいます。




心の筋肉も同じです。

適切に訓練し活用することでウィルパワーは鍛えられますが、

過度の労働やストレスなどにより、

その力が消耗してしまうことがあります。


また、ウィルパワーのキャパシティは無限ではなく、限りがあります。

バウマイスター博士は「ウィルパワーの出どころはひとつである」と言っていますが、

ウィルパワーを使った後は、充分な休息の時間が回復のために必要です。





【ウィルパワーは筋肉】

1、量には限界があり、使うことで消耗する。

2、訓練することで鍛えられ、訓練しないと脆弱化する。

3、鍛錬するためには、短期間に酷使する必要がある。

4、使った後は、回復までの休息が必要。









【ウィルパワーが低下する5つの原因)


ウィルパワーが枯渇する現象を、

心理学では「自我消耗」と称しています。


自我消耗が起きると、自制心が減り、

自分の思考・感情・行動が制御しにくくなってしまいます。



まず大切なことは、

心のスタミナを無駄遣いしない「省エネ」。

そのためには、「自我消耗の原因を理解する」ことから始まります。

セルフケアを適切に行ない、無駄遣いする元を断ち切ることです。









ウィルパワーの低下の原因には、主に5つあります。


1、「ストレス」

2、「複数の目標を持つこと」

3、「長時間の労働」

4、「血糖値の低下」

5、「決定疲労」








筋肉を鍛えるときと同じように、鍛錬することと、

休息をとって回復させることのバランスが大切です。



3つのコツ(方法)


1、小さな挑戦

2、運動

3、十分な睡眠+良質な睡眠





小さな挑戦の機会は、

日常生活や仕事の中にあふれています。




1、姿勢よく歩く

2、足を組まずに姿勢正しく座る

3、悪口や愚痴を言わない

4、毎朝、オフィスの机を片付けてから仕事を始める




これらのちょっとした試みが、

大きな意志力の違いを生み出します!



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※参考文献 「意思力の科学」  ロイ・バウマイスター/著 (インターシフト)
























































































































































































































































































  


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2020年02月13日

ロゴセラピー|フランクル






・ロゴセラピー(Logotherapy)とは、

人が自らの「人生の意味」を見出すことを援助することで心の病を癒す心理療法のこと

・ロゴセラピーは、オーストリアの首都ウィーンの精神科医V. E.フランクルによって創始。

・創始者のヴィクトール・E・フランクル(1905~1997)神経科医で精神分析家。

フランクルは当初その理論部分を「実存分析」と呼んでいた。

後にルートヴィッヒ・ビンスワンガー(1881~1966)らの現存在分析と混同されることがあったため「ロゴセラピー」に統一。

・オーストリアに生まれた、ヴィクトール・エミール・フランクル Frankl.V.E(1905~1997)は、ナチ強制収容所での体験を踏まえ、人間は意味を求め、その責任において自由に選択し自らの生き方を決定する存在であるとし、人間の責任性と倫理性を重視する実存分析を提唱した。

患者が自己の存在の意味を見いだし、自己の価値の可能性を信じ、自分の人生への責任性を自覚するのを援助する彼の治療技法はロゴセラピー(logotherapy)と呼ばれる。

・ロゴセラピーは、ジークムント・フロイトの「精神分析」や
アルフレッド・アドラーの「個人心理学」と並び、
心理療法のウィーン学派三大潮流のひとつとして挙げられることもある。





1:人間観・・・人間は自ら成長する力を備え、自ら自分を変えていくことのできる存在である。

2:病理観・・・生きる意味がわからなくて、主体的自己決定ができない。

3:治療目標・・・人間は一度しかない人生を生きるかけがえのない存在であり、ここに生きる意味を見いだす。

4:カウンセラーの役割・・・率直に自分の考えを伝えクライエント本人が人生の意味を見出すのを援助する。


【ロゴセラピー】

・「ロゴ」は、ギリシア語で「意味」の意である。

ロゴセラピーは、人は実存的に自らの生の意味を追い求めており、
その人生の意味が充たされないということが、メンタルな障害や心の病に関係してくる
という見解を基にしている。

(心理的な疾患は、当事者に人生の意味に関して非常に限定的な制約を課していると言える。)

ロゴセラピーの"ロゴ"とは、ギリシャ語で「意味」という内容を持つ"ロゴス"という言葉からきている。
ロゴセラピーは手法として、実存主義的アプローチをとり、下記の3点を基本仮説とする。









(1) 「意味への意志」

人間は生きる意味を強く求める。
これは、どんな人間も何か意味あることを実現したいという憧れをもっているということ。
フランクルは、心身の健康を保つためには、この「意味への意志」がほんの少しずつではあっても満たされていると実感していることが重要であると考えました。


(2) 「人生の意味」

それぞれの人間の人生には独自の意味が存在している。 これは、どんな人生にも、どんな状況にも意味があるということ。

フランクルは、その著書「夜と霧 ‐ドイツ強制収容所の体験記録‐」で、たとえ、強制収容所のような場所においても人には生きる意味があるということを体験していた人々のことを記しています。


(3) 「意志の自由」

人間は様々な条件、状況の中で自らの意志で態度を決める自由を持っている。(決定論の否定)

これは、いかなる状況においても、遺伝子や本能的な衝動や、生まれ育った環境や受けた教育、あるいは、体験した運命的な出来事などの制約から自由に、自分の意志で行動を決定することができるということです。

例えば、虐待を受けて育ったという制約はあったとしても、その人自身が「自分の子は虐待しない」という行動を決定することはできます。虐待という心的トラウマを消し去ることはできなくとも、そのことに対しての態度を変えることは可能だからです。人によっては、この虐待の連鎖を自分のところで止めるということ自体に意味を見出し行動している人もいます。





・ロゴセラピーは、この3つの柱を基に、自分の置かれている境遇を客観的に判断し、自分の生活を意味ある方向に改善していくための「決断能力」を高め、自ら将来に向けて具体的な新しい価値を模索する。

・ロゴセラピーは、人にその生活状況の中で「生きる意味」を充実させることが出来るように、あるいはその価値の評価の仕方を変えることが出来るように援助しようとするものである。

・フランクルは、人の主要な関心事は快楽を探すことでも苦痛を軽減することでもなく「人生の意味を見出すこと」であるとする。人生の意味を見出している人間は苦しみにも耐えることができるのである。




【V. E.フランクル】1905~1997

フランクルは10代、フロイトとの書簡のやりとりによって精神分析について学び、20代でアドラー(精神科医)に師事。30代で、独自のロゴセラピーについての構想を持ち臨床を行っていたが、ユダヤ人であったためナチスによって強制収容所に収監され、その構想を記した論文も没収された。その後、強制収容所の体験の中でこのロゴセラピーを実践、実証し、自分の考えが誤っていないことを確信し、解放後再び論文を書いた。









【フランクル概略】

1905年ウィーンに生まれる。ウィーン大学在学中よりアドラー、フロイトに師事し、精神医学を学ぶ。
ウィーン大学医学部精神科教授、ウィーン市立病院神経科部長を兼任。
「第三ウィーン学派」として、また独自の「実存分析」を唱え、ドイツ語圏では元々知られていた。

フランクルの理論にはマックス・シェーラーの影響が濃く、マルティン・ハイデッガー(1889~1976)の体系を汲む。精神科医として有名であるが脳外科医としての腕前も一級であった。第二次世界大戦中、ユダヤ人であるが為にナチスによって強制収容所に送られた。この体験をもとに著した『夜と霧』は、日本語を含め17カ国語に翻訳され、60年以上に渡って読み継がれている。発行部数は英語版だけでも900万部に及び、1991年のアメリカ国会図書館の調査で「私の人生に最も影響を与えた本」のベストテンに入った。


よく誤解されるがフランクルのロゴセラピーは収容所体験を基に考え出されたものではなく、収容される時点ですでにその理論はほぼ完成しており、はからずも収容所体験を経て理論の正当性を実証することができたと言えよう。極限的な体験を経て生き残った人であるが、ユーモアとウィットを愛する快活な人柄であった。学術関連などで度々日本にも訪れていた(フランクル概略はウィキペディアより一部引用)




※【参考文献】
「意味による癒し ロゴセラピー入門」 V.E.フランクル/著 山田邦男/監訳









~ 「夜と霧」 ~


強制収容所での生活を送った私たちには、忘れられない仲間がいる。
誰もが飢えと重労働に苦しむ中で、みんなにやさしい言葉をかけて歩き、
ただでさえ少ないパンのひと切れを身体の弱った仲間に分け与えていた人たちだ。

そうした人たちは、ほんの少数だったにせよ、
人間として最後まで持ちうる自由が何であるかを、十分私たちに示してくれたのだ。
あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、
それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、
自分のあり方を決める自由である。




出典:「夜と霧」 ―ドイツ強制収容所の体験記録― ヴィクトール・E・フランクル
*「ヴィクトール・エミール・フランクル(1905~1997)」 オーストリアの精神科医、心理学者































































  


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2020年02月05日

学校における一次・二次・三次的援助サービス






【学校における一次・二次・三次的援助サービス】

「児童生徒の教育相談の充実について~学校の教育力を高める組織的な教育相談体制づくり~(報告)」(文部科学省から示されている)

この中でSC(スクールカウンセラー)には学校における予防開発的援助と問題対応があるとされています。
3段階の心理教育的援助サービスは、子どもの教育における支援のモデルであり、
SCの仕事の整理に役立つとされています(現任者講習会テキスト:日本心理研修センター発行)。


石隈らは、イギリスの「特別な教育的ニーズ」という概念を踏まえ、生徒が抱える問題によって生徒を分類してそれぞれに対する援助の制度を考えるのではなく、一人ひとりの生徒の発達上の問題における援助ニーズの大きさに応じる援助サービスシステムを検討してきました。

そして、生徒の援助ニーズに応じる心理教育的援助サービスは、Caplan(1970)やCowen(1977)を参考に、一次的関与、二次的関与、三次的関与に分けることができるとした(石隈、1992)。石隈利紀先生の「学校心理学」の考え方が重要。




一次的援助サービス

「すべての子ども」を対象に行われる発達促進的、予防的援助サービスを指します。
予防的援助サービスは、ある場面で多くの生徒が出会う問題を予測して前もって援助することを指し、発達促進的サービスは、生徒の一般的な適応能力(学習スキル、対人関係能力等)野発達を促進するサービスを指します。

分かる授業づくり、安心して安全に過ごせる学級づくり、SST、ストレスマネジメント学習、自殺予防プログラムなどの心の健康教育などです。
一次的援助サービスの主役は教師であり、SCはコンサルテーションを通して教師を援助することになります。




『一次的援助サービスには発達障害の子どもへの支援を含む』

一次的援助サービスとは、上記の通り「すべての子ども」を対象に行われる発達促進的、予防的援助サービスです。
発達障害の子どもも含めてクラス全員の子どもが「わかる・できる」授業づくりの支援などもこちらに該当します。

もちろん、二次的及び三次的援助サービスでも発達障害の子どもへの支援は入ってきますが、それは状態の悪化等によってということになります。一次的援助サービスでは、発達障害の子どもを含めた全体への支援という形を取ります。合理的配慮などとも絡んでくる考え方になりますね。




二次的援助サービス

登校しぶり、学習意欲の低下、孤立など、学校生活で苦戦している、もしくは転校生などの苦戦する可能性が高い「一部の子ども」を対象に行います。苦戦している一部の子どもに対して早期発見・早期対応を旨とした関わりになります。

二次的援助サービスでも教師が重要になってきますが、SCはコンサルテーションを行なったり、必要に応じてその生徒の援助チームを結成するように勧めます。重篤化を予防する支援をこれらの援助チームと共に行います。




三次的援助サービス

「特別な援助ニーズを持つ」ことが要件で、不登校、いじめ、非行、虐待などの問題状況によって特別な援助ニーズを持つ「特定の子ども」を対象に行われます。一人ひとりの子どもの問題状況は異なるため、それぞれの子どもの状況について心理アセスメントを行い、具体的な援助を組み立てながら問題の解決にあたります。「特別な援助ニーズ」が出てくるような状況と捉えることができます。
・教育・援助目標(長期の目標、短期の目標)を立ててそれを達成するための教育計画を作り実践していきます。
・教師や保護者、SSWなどの他職種によるチーム援助が必要となり、それぞれの立場で力を尽くすことが求められます。




◆一次的援助サービスを基盤とした上で子どもの援助ニーズに応じた二次的援助サービス、三次的援助サービスを提供しながら行われます。
SCは相談室で児童生徒のカウンセリングを行うとき、児童生徒の援助ニーズが一次的援助サービスでどう満たされているかについてアセスメントする必要があるとされています。(Caplanによる予防の概念と同様)

キャプランの概念における第三次予防は、次の世代の不適応に対する第一次予防と円環的に繋がっています。
第三次援助サービスも、それによって回復して第一次援助サービスと円環的に繋がっていくことになります。







































































































  


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2020年02月03日

プラセボ効果|偽薬






Placeboとは「偽薬」という意味。

本来薬物としての効果が無い錠剤などを「特別な効果を持つ薬である」と伝えて被験者に与えると、暗示的な作用が働いて、説明された通りの効果が得られることがよくあります。
このような効果を「プラセボ効果」と呼び、そのニセ薬のことを「偽薬」と呼びます。

新薬の効果を調べるためには、このプラセボ効果を統制する必要があります。(薬の臨床実験など)
心理的介入にもプラセボ効果は生じ得るので、ある操作・介入が実質的な効果を持つか否かを実証するためには、プラセボ効果を排除せねばなりません。

カウンセリングの臨床実践では倫理に反していなければ、クライエントが改善すればそれで良いわけですので、プラセボ効果を積極的に活用することが重要と考えられています。


心理療法は究極、プラセボ効果です☆

プラセボ反応は自然治癒力の純粋な表現なわけですから、それを推し進めれば心理療法になると言えます。









医師との信頼関係があって飲めば少量で効くし、量が増えない。不安を抑えるくすりを不安な状況で飲むのが得策でないことはわかっていただけよう。くすりへの信頼は、究極は医師への信頼である。耐え難い苦痛でなければ、一応服用してから苦情を医師にいうことが一番だろう。私は、患者が苦情をいうことが医師に対する最大の協力の一つであると思っているが、苦情をいうと怒り出す医師もないわけではないのは困ったことである。あえていえば、よく合ったくすりは、淡々とした飲み心地であり、ときには何となく合っている感じが本人にわかる。しかし、これは、処方の巧みさだけではなく、医師と患者の信頼関係の上に成り立つものであり、ここに到達するまでには医師も患者も相当な努力をするのが普通であり自然である。

治療というものは患者と医師の二人旅のようなものである

その中でくすりは、医師・患者間の信頼関係の上に効果を発揮し、医師・患者のコミュニケーションを易しくして、信頼関係の樹立に役立つものでもある。患者がくすりと闘う姿勢の場合には大量のくすりが必要である。できれば力の立場でくすりを使いたくないのであるが、どうしてもやむをえないときがある。しかし、これはできるだけ短期間にしたいものである。

※参考図書「心に働くくすりは信頼関係があってこそ効く」中井久夫/著(エッセイ)一部引用









【プラセボ効果の核心】
「私の考えでは、プラセボー効果は暗示によるものではない。いや、結果的に暗示のようにみえるかも知れないが薬の服用にまつわる不安が薬の効果を減殺しているほうが大きいと私は思う。この不安を最小限にすることが重要であると私は思う。そもそも得体の知れない化学物質を他ならぬ体内にとりこむこと、それも向精神薬、すなわち外界の見え方や自己感覚をどの方向にどれほど変えるかわからないものをとりこむとなれば不安になるのが当然である。薬袋から取り出して初めて薬と対面する時の不安は診察室であらかじめ減殺されていなければならない(不安をつのらせておいて抗不安薬を出すなどしゃれにもならない)。初診時不安の減殺法は特別な才能を要しない。初診時の身体診察、相手に応じた薬の説明、薬の辞書を確かめること、さらに処方箋の渡し方、そして薬物の好ましい効果と好ましくない効果をみるための次回診察日の相談しながらの設定(これを「スペーシング」というがこの能力は精神科医の熟練度をみる最重要な因子の一つである)、そして不測の緊急事態の際の連絡法である」

※中井久夫集10--認知症に手さぐりで接近する 2007-2009 みすず書房より
※関連著書:N.Humphreyが「獲得と喪失-進化心理学から見た心と体」の「希望-信仰療法とプラシーボ効果の進化心理学」
「安心のある状態では自己の免疫力・自己治癒力が最大限に利用される」。。。等























































































































  


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2020年02月02日

睡眠障害|12の指針






◆「睡眠障害対処の12の指針」


1,睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
 睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない

2,刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
 就床前4時間のカフェイン 摂取、就床前1時間の喫煙は避ける
 軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング

3,眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
 眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする

4,同じ時刻に毎日起床
 早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる
 日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる

5,光の利用でよい睡眠
 目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン。夜は明るすぎない照明を

6,規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
 朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く。運動習慣は熟睡を促進


7,昼寝をするなら、15時前の20~30分
 長い昼寝はかえってぼんやりのもと。夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響

8,眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
 寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

9,睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
 背景に睡眠の病気、専門治療が必要

10,十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
 長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談。車の運転に注意

11,睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
 睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる

12,睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
 一定時刻に服用し就床。アルコールとの併用をしない




※厚生労働省医学研究班:「睡眠障害対処の12の指針」









◆不眠についての対処法

・睡眠に対する正しい知識を得る。
・質の良い睡眠をとることができるように生活上の条件を整える。
・日常生活を通して睡眠に有利に作用させるような工夫をする。
・睡眠を妨害するような要因を避ける。
・カフェインやアルコールの摂取量と摂取時間を見直す。




◆不眠症という診断

「適切な睡眠環境下において、睡眠の質や維持に関する訴えがあり、
これに基づいて日中の機能障害が認められる」こと。
※睡眠障害国際分類第2版(ICSD-2)


◆「精神生理性不眠症」
心理的ストレスや環境変化、身体疾患などを契機として、
不眠の訴えが1か月以上持続する場合を、
「精神生理性不眠症」と呼ぶ。

不眠の結果生じる日中の機能障害、特に倦怠感、集中力・記憶の低下、
気分の障害、日中の眠気、身体症状などが重視される。



















































































  


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2020年01月24日

職場のメンタルヘルス研修(2day)のお知らせ





「職場のメンタルヘルス研修」(2day)のお知らせ^^☆


・管理者層及び従業員の方を対象に、社内におけるメンタルヘルスの必要性、
メンタルヘルスケアの実践方法をわかりやすく説明し、
従業員のケアに必要な知識・対応法を習得します。

・他者を理解し、適切な人関係を確保し職場の生産性を高めます。


【講 師】 仙台心理カウンセリング 田村みえ
【日 程】 2020年2/18(火)・2/19(水)
【時 間】 8:45~16:40
【主 催】 仙南地域職業訓練センター
(*職業訓練法人 仙南地域職業訓練協会)
*認定職業訓練(在職者対象)

【場 所】 仙南地域職業訓練センター

【所在地】・宮城県柴田郡柴田町船岡照内1番地の9
【電 話】 0224-57-1501
【定 員】 12名様

【お申込み先:お申込みフォーム】
※ ⇑2月をクリックしてご覧ください。
◆研修コース名:経営実務科 No.11
「職場のメンタルヘルス研修」

【受講費】 (会員)15,000円
       (会員外)18,000円

【駐車場】 有り









●□■□■□■□● 「メンタルヘルス研修」 ●□■□■□■□●

社内におけるメンタルヘルスの必要性、

ラインケアとセルフケアの実践をわかりやすく説明します。

他者&自己を理解し、日々セルフケアを取り入れ、

また、適切な人間関係を築くことで職場の生産性を高めます。

わかりやすい「メンタルヘルス講座」(全2日間)です。

・皆様にお会いできることを、楽しみ^^♪ にしております☆




・・・・・●・○・● カリキュラム ●・○・● ・・・・・

*メンタルヘルスの基礎及び、初歩的な傾聴トレーニングなど

● 1日目 「メンタルヘルスの基礎」 & 実習:傾聴体験
● 2日目 「セルフケアの活かし方」 & 実習:傾聴体験


= ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ =



☆ 『メンタルヘルスを理解しよう^^☆』 の気持ちを、ぜひ! お申し込みへ!!






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2020年01月22日

集団療法|集団精神療法






集団療法の近代的理論

・「全体としての集団アプローチ」
・「対人関係論的アプローチ」
・「精神内界アプローチ」

などがある。

☆対人関係論的アプローチの研究者として、対人関係論に基づく集団療法を強調した人物、Irvin D. Yalom(1931~ )。
アーヴィン・D・ヤーロムは、アメリカの医学者、精神科医。専門は実存療法、集団精神療法。スタンフォード大学精神医学名誉教授。


アーヴィン.D.ヤーロムは集団療法において変化への強い治療的推進力になるのは、凝集性と「今ここで」起こっている集団相互作用の中にあると考えます。そして対人的学習はさまざまなレベルで起こり、その中でも感情修正体験が重要だと強調しています。


ヤーロムは集団療法の発展について・・

・「依存性」
・「葛藤・支配・反抗」
・「受容・信頼感・親近感・凝集性」

という、3つの発展段階があると考えました。







◆ヤーロムは、11項目を集団療法の治療因子として挙げている。


・希望の注入:
他の患者が良くなるのを見て、自分もという希望を持つこと。
「ここに来るとホッとする」「なんとかやっていけそうな気がする」など、将来への希望が持てる場面を得ることができる。

・普遍性:
自分一人だけが悩んでいるのではないという感覚。
様々な人々と接することで「自分だけではない」という安心感が得られる。


・情報の分与:
病気の症状や日々の生活上の困りごとへの対処法など、他のメンバーから自分に役立つ情報を得ることができる。

・愛他主義:
他の患者を助けて、自分が役に立っているという感覚。
グループでの自分の言動が誰かの役に立ち、誰かに喜ばれることで、自分自身が必要とされている存在だと感じることができる。


・原初的家族関係の修正的反復:
自分の家族の中で体験したことの繰り返し。
現実の家族と異なる許容的なグループで、受け入れがたい感情すら受け入れられる体験を通し、過去の圧倒的な感情の陰に隠されていた別の感情に気づくことができる。

・社会化能力の発展:
人づきあいが上手になる。
安心感のあるグループのなかで、疑似的な社会体験を得て成長することができる。


・模倣行動:
人のまねをしながら、自分の行動を考える。
生活技能、対人関係などにおいて、他のメンバーが持つパターンを参考にしたり、模倣して新しい対処法を得ることができる。

・人間関係の学習:
対人関係から学ぶこと。
グループのなかで言語的あるいは非言語的コミュニケーションが健全に機能することにより、安全な対人関係が体験できる。


・集団の凝集性:
グループがバラバラにならないこと。
一体感の強いグループにおいて、受け入れられたという安心感によりコミュニケーションが活発化して、互いに強い影響を与えあう。

・カタルシス(浄化):
話すことによって重荷を下ろす。
グループの中で受け入れられたと感じることで、奥底にしまっていた感情(特にネガティブな感情)に直面し、それを話すことで心が癒されていく。

・実存的要素:
究極的には自分一人で現実に対決し、責任を取る。
生きる意味や孤独、死などといった人生の真実について、ひとりではなくグループの中で探索することにより、次第に向き合っていけるようになる。









【他の集団療法の治療因子】


◆コルシーニ&ローゼンバーグの示した治療因子
J.Corsini
Gregg H. Rosenberg

1,グループに受け入れられたと感じる
2,他の患者を助けて、自分が役に立っていると感じる
3,自分一人が悩んでいるのではない
4,自分の行動パターンなどについて理解する
5,自分の考え方や、感じ方をグループで確かめる
6,治療者や患者に強い感情を持つ
7,グループの中で対人関係を持てる
8,他の患者のしていることから、自分について学ぶ
9,人前で言えなかった気持ちを言う
10,共通経験を話したり、昇華、かまえない態度など・・



◆フークスの示した治療因子
S. H. Foulkes

1,他の患者にわかってもらえた
2,自分一人が悩んでいるのではない
3,人のふりを見て自分の問題について学ぶ
4,具体的な説明や示唆を受ける
5,集団全体の無意識が活発になる



◆スラブソンの示した治療因子
Samuel Richard Slavson(1890-1981)

1,転移
2,カタルシス(浄化)
3,洞察
4,現実検討
5,昇華





























































































































































  


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2020年01月20日

PM理論|三隅二不二






PM理論|三隅二不二

PM理論

日本の社会心理学者の三隅二不二氏が1966年に提唱した、リーダーシップ論。

「目標達成行動-目標を達成するP(Performance function)機能」と、「集団維持行動-人間関係に配慮し、集団を維持しようとするM(Maintenance function)機能」の2つの能力要素により、リーダーシップは構成されているという理論。

この2つの能力の大小により、4つの型に分類。

P機能が大きい場合は、大文字のP、
小さい場合は小文字にp、
同様にM機能が大きい場合は、大文字のM、
小さい場合は小文字にmと記すことで、
PM型、Pm型、pM型、pm型と表記。

P機能、M機能、いずれも優れているPM型を、理想のリーダー像と位置付けたこの理論は、組織が戦略を練るための、人事的な分析材料として用いられている。


◆三隅 二不二(みすみ じゅうじ/じふじ、(1924~2002)は、日本の心理学者。専攻は社会心理学。文学博士。

クルト・レヴィンによって創始されたグループ・ダイナミックス(集団力学)を日本に紹介し、その普及と発展に力を注いだ。

リーダーシップをパフォーマンスとメンテナンスの2つの機能の複合として捉えるPM理論で世界的に知られる。


◆クルト・レヴィン Kurt Lewin(1890~1947) 

心理学者。社会心理学者 。ドイツのモギルノ(Mogilno) (現在はポーランド領) 生まれでユダヤ系。

「ツァイガルニク効果」の研究や「境界人」の概念の提唱で知られる。









【概要】

ゲシュタルト心理学を社会心理学に応用し、トポロジー心理学を提唱。ベルリン大学の哲学と心理学の教授を務めていたが、ナチスの政権掌握で、ユダヤ人の学者は大学から追放された。海外に出ていた彼は、1933年8月にアメリカに亡命し、1940年にアメリカの市民権を取得した。

コーネル大学教授:マサチューセッツ工科大学(MIT)にグループダイナミクス(集団力学)研究所を創設。
「社会心理学の父」と呼ばれ、アイオワ大学の博士課程でレオン・フェスティンガーなどを指導した。

リーダーシップスタイル(専制型、民主型、放任型)とその影響の研究、集団での意思決定の研究、「場の理論」や変革マネジメントの「解凍―変化―再凍結」モデルの考案、「アクションリサーチ」という研究方式、グループダイナミクスによる訓練方法(特にTグループ)など、その業績は多方面にわたる。


研究を通して得た結論:概念

 ◆「P」機能:「目標達成機能」(Performance)

 ◆「M」機能:「集団維持機能」(Maintenance)

「pm」「Pm」「pM」「PM」と4つのタイプが示されている。

双方が小文字の「pm」は、P機能、M機能ともに「弱い」ことを意味する。

逆にふたつが大文字の「PM」とは、目標達成への意識高く、チームをまとめようとする意識も強く、実際に、そうした行動をとっているリーダーのタイプを意味します。


◆PM理論は父性と母性の論ともいえる

リーダーシップの科学の本画像「集団におけるリーダーシップとは、集団の目標達成や課題解決を促進し、集団に胚胎する崩壊への傾向を抑制して、集団の維持を強化する集団機能を代表するものである。

一方、集団の側から考えれば、集団が困難に遭遇してその脱出にあえいでいればいるほど、その困難を克服してくれる父親(P)のように強力で頼りがいのあるリーダーの出現を求める。

また、集団が内部葛藤・対立に疲労困ぱいして、崩壊への危機をはらんでいるときには、母親(M)のように許容的であり寛容で、理解と支持を示し、すべてを受容してくれるリーダーシップを求めるであろう」


※「リーダーシップの科学」 三隅二不二/著 講談社


P機能は、「成果」や「目標」を達成するための厳しい「父性」であり、M機能は、チームをまとめるための「優しさ」「包容力」など「母性」です。父性と母性の関連することから、Pを「パパ」のP、Mを「ママ」のMとし、PM理論は、「パパ・ママ理論」と呼ばれることもあります。

父なる厳しさ(父性)で成果をあげて、母なる優しさ(母性)でチームをまとめる優れたリーダーは「PM型」であるというのが、三隅氏のPM理論。

実は複雑であり、実際には、父性と母性だけを意識しても、リーダーシップが強化されるとは限りません。その他の様々な資質がリーダーシップには求められます。

















































































































































































  


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2020年01月11日

ナルコレプシー|カタプレキシー






◆ナルコレプシーの病態
ナルコレプシーの4大主徴

・睡眠発作
日中の授業中や食事中などに、発作的に耐えがたい眠気に襲われて眠り込んでしまう。
日常生活に大きな支障をきたす。
・情動脱力発作(カタプレキシー)
・入眠時幻覚
・睡眠麻痺


ナルコレプシーの最も基本的な症状は日中反復する居眠りがほとんど毎日数年間にもわたって続く。。

睡眠発作とは、
昼間何回も眠気に襲われ、実際に数十分も眠り込んでしまう発作性病状です。通常は10~20分くらい眠ると目が覚めてサッパリすることが特徴的で、1時間を超えることは稀。

しかし、いったん目が覚めて2~3時間もすると再び眠気が襲ってきます。
このとき意識的に緊張したり、身体を動かしたりすることによりある程度眠気を押さえることは可能だが、毎日続く眠気ですからずっと我慢し続けることは不可能です。
睡眠発作は会議中とか、正常者でも眠気の起こりやすい時に見られることが多いが、歩行中などにも起こり得る点で正常者の眠気とは質的に異なると考えられます。(睡眠発作は強い覚醒刺激を与えると覚醒させ得るもの)


情動脱力発作とは、
笑ったり驚いたりなどの主に陽性の強い情動の変化に伴って起こる全身の脱力です。この発作の持続はごく短時間であるが、骨格筋の脱力のほか顔面筋の脱力もあり、転倒したり机にうつぶせになったりすることもあります。通常、脱力は瞬間的ですぐに回復するので、周囲の人にあまり気づかれずに済むことが多いが、突然顔の力に締まりがなくなり、ろれつが回らなくなったり、しゃがみこんで床に崩れ折れてしまったりすることもあります。情動脱力発作中でも意識は保たれており、周囲の状況はよく記憶されています。ときには情動脱力発作が続けざまに起こり、数分から30分間くらい脱力状態が持続することがあり、脱力重積状態と呼ばれます。


入眠時幻覚とは、
入眠直後に目が覚めて、体を動かせず、声も出せなく不安と恐怖が強まる状態を睡眠麻痺といいます(いわゆる金縛り)。また、やはり入眠直後に「幽霊が立っている」「体が空中に浮く」などの現実感のある夢を見る事を入眠時幻覚といいます。入眠直後にレム睡眠が出現することが背景にあるとされています。

入眠後まもなく体験される幻覚で、通常の夢に似るが夢よりも生々しく、現実感のある体験です。入眠時レム睡眠期に一致します。夜間睡眠時のみならず、昼間の睡眠時や睡眠発作時にも体験されます。多くの場合、不安恐怖感のある幻覚で、何か怖いものが襲い掛かってきたり、のしかかられて苦しむといった内容のものが多く、強い現実感と恐怖感を伴う幻視、幻触、身体運動感覚、ときに幻聴が見られます。
通常、目が覚めることによって悪夢であったことを悟りますが、まれには入眠時幻覚が発展して日中にも侵入し、夢幻様体験から幻覚妄想状態を呈することもあります。


睡眠麻痺とは、
通常入眠時幻覚による不安・幻覚体験に一致して、全身の脱力状態が起こることを言います(俗にいう金縛りと同じ状態です)。患者は恐怖から助けを求めて起き上がろうとしますが、全身が金縛りとなって動けず、声もほとんど出すことができません。




カタプレキシーとは、情動脱力発作のことで、笑ったり、怒ったり、緊張したり、と感情の動き(情動)が誘引となって、「膝の力が抜けて立っていられない」「握っている物を落とす」「口がもつれてしゃべにくい」などの脱力発作が数分続くことを指します。

症状の程度はわずかに脱力感を覚えるほどの軽微なものから、崩れ落ちるように転倒してしまうといった重度な症状まで様々だが、長くても数分以内に収まる場合がほとんどです。ただし発作を抑えようと緊張することで断続的に発作が起こり、20~30分もの間身動きが取れない状況(重積状態)に陥るケースもあります。発作の最中でも聴覚や意識等ははっきりしており、患者は周囲で何が起こったかを明晰に覚えています。

カタプレキシーはナルコレプシー患者がよく示す症候です。


























































































































  


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2020年01月05日

知能検査|WPPSI






◆知能検査|WPPSI-Ⅲ

ウェクスラー式知能検査のひとつ

【知能検査について把握しておきたい3項目】

1,その検査の対象年齢、適用範囲
2,その検査の目的は何か
3,その検査結果から判断できること




WPPSIは、ウェクスラーによって考案された幼児用個別式知能検査。

成人用のWAIS、児童用のWISC同様、ウェクスラーの知能観を反映し、その特徴を備えている。

◆WPPSIの対象年齢:2歳6カ月~7歳3カ月


ウェクスラーは知能を「目的的に行動し、合理的に思考し、能率的に環境を処理するための、個人の総合的、全体的能力」と定義し、質的に異なる知的能力から構成されていると考えた。そこで、それぞれの異なる能力をはかるための複数の下位検査からなる検査を考案した。


当初、就学前の子どもの能力を適切に評価できる検査が欲しいという声に応えるべく、はじめはWISCの適用年齢を引き下げようとしましたが、予備実験の結果、断念したとされており、別枠でWPPSIを作成したということになる。

よって、基本的にはWISCらと同様の能力を測ろうとしている。









◆WPPSIの対象年齢:2歳6カ月~7歳3カ月


◆2歳6カ月~3歳11カ月では、
4つの基本検査の実施から
「全検査IQ(FSIQ)」
「言語理解指標(VCI)」
「知覚推理指標(PRI)」
5検査の実施でさらに、
「総合得点(GLC)」を算出することができる。


◆4歳0カ月~7歳3カ月では、
7つの基本検査の実施からFSIQ、VCI、PRIを、
10検査の実施でさらに「処理速度指標(PSI)」とGLCを算出することができる。



※旧版WPPSIの下位検査「動物の家」「算数」「迷路」「幾何図形」「文章」が削除され、新たに「行列推理」「絵の概念」「記号探し」「語の推理」「符号」「ことばの理解」「組合せ」「絵の名前」が追加された。これによって、幼い子どもの認知能力をより適切かつ多面的に測定することができるようになった。



































































































































































































  


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2019年12月30日

抗精神薬|副作用





抗精神病薬の副作用

◆中枢神経症状
 Ⅰ.錐体外路症状
  1.パーキンソニズム
  2.急性ジストニア
  3.急性アカシジア
  4.遅発性ジスキネジア

 Ⅱ.精神症状
  1.過鎮静
  2.認知機能障害
  3.抑うつ症状
  4.強迫症状
  5.過感受性精神病

 Ⅲ.けいれん発作と脳波異常

 Ⅳ.悪性症候群

◆自律神経症状:
  1.抗コリン性副作用
  2.抗ノルアドレナリン性副作用

【心・循環系の副作用】

◆内分泌・代謝障害:
  1.体重増加
  2.耐糖能異常
  3.性機能障害
  4.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群

◆その他の副作用:
  1.肝障害
  2.血液・造血器障害
  3.皮膚症状
  4.眼症状

※「臨床精神薬理ハンドブック」樋口輝彦/著 医学書院


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【向精神薬と抗精神病薬の違い】

1,向精神薬とは中枢神経に作用し精神機能(心の働き)に影響を及ぼす薬物の総称で、抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などがあります。一般科においても抗不安薬や睡眠薬などは治療や検査に用いることがあります。
 
2,抗精神病薬はその作用力を示す強さ(等価用量)によって、高力価群と低力価群に分けられます。高力価群はおもに幻覚妄想に、低力価群は精神運動興奮に対する鎮静目的に使用されます。副作用においても、前者は錐体外路系に影響を及ぼすのに対し、後者は自律神経や循環器系に作用を及ぼす場合が多いとされています。

※「向精神薬の薬理作用と副作用」:日本精神科看護協会
































































































































































































































  


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2019年12月29日

EAP|従業員支援プログラム

従業員支援プログラム|EAP(Employee Assistance Program)





EAP(Employee Assistance Program)の略。

日本では従業員支援プログラムと和訳される職場でのメンタルヘルスサービスです。
(働く人のメンタルヘルスケアサービス)

社員のメンタルヘルスケアをすることにより、

社員のパフォーマンス低下を抑えることを目的に、

1970年代以降、EAPの導入が爆発的に広がりました。


特に、日本では「労働契約法」が2008年に施行され、
労働者の安全配慮義務が企業に法的義務として課されるようになったことも拡がりの要因です。

近年、労働者の過労死や劣悪な労働環境が社会問題となっていることもあり、
これらの背景から、EAPを導入する企業は増加傾向にあります。


年功序列、終身雇用制から実力主義、成果主義へと移行した日本の企業では、
社員にかかるストレスは日々増大しています。


社員のメンタル面での不調は企業の生産性にとっても大きなマイナスとなってしまうため、社員のストレスを減らしメンタルのコンディションを回復して最大のパフォーマンスが発揮できるようにする取り組みとして、このEAPを利用する企業が増えている訳です。


EAPは、メンタル面での不調または不調になりかけている社員の個人面談などの他にも、全社員対象としたメンタルヘルスケアプログラム(研修)なども準備し、社員の心の健康に寄り添い、人事・総務・労務担当者に対しては会社の状況に沿って支援方法を提供します。

人事担当者としても、EAP導入でメンタルヘルスケアを万全にすれば、より活性化された組織作りを目指すことができます。




※当方では、2009年の開業時より、様々な職種の企業様に対して、EAP活動をご提供させて頂いております。




































































































































  


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2019年12月28日

睡眠障害|精神生理性不眠症






不眠という症候から不眠症という診断を導くには、睡眠障害国際分類第2版(ICSD-2)によると、「適切な睡眠環境下において、睡眠の質や維持に関する訴えがあり、これに基づいて日中の機能障害が認められる」ことを求めています。

不眠の結果生じる日中の機能障害、倦怠感、集中力・記憶の低下、気分の障害、日中の眠気、身体症状、食欲低下、意欲低下などが該当します。

心理的ストレスや環境変化、身体疾患などを契機として、不眠の訴えが1か月以上持続する場合を、「精神生理性不眠症」と呼びます。




【睡眠に関する基本的な知識や治療法】

ポイント!
不眠症の基本的な対応、特にスタンダードとされている認知行動療法の主要な技法について。




1,認知行動療法を勧める。

2,筋弛緩法を実践するように勧める。


不眠症に対する効果的な治療法として、睡眠薬や認知行動療法による治療があります。

認知行動療法は不眠症に対する標準的な治療として推奨されており、

問題の症状の維持要因となっているその人の考え方(認知)や振る舞い(行動)の癖を明らかにし、

それらを改善するために癖の代わりとなる習慣の獲得を促すアプローチです。


不眠に対する認知行動療法は、

Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia(CBT-I)と呼ばれており、

これは不眠症に対して有効性が明らかにされた技法を組み合わせた治療パッケージの総称です。




◆CBT-Iの治療技法

【睡眠衛生指導・心理教育】

睡眠に対する正しい知識を与え、質の良い睡眠をとることができるように生活上の条件を整え、日常生活を通して睡眠に有利に作用させるような工夫の実践を勧めていきます。

カフェインやアルコールの摂取、日中の活動量や体温といった、科学的根拠に基づいた睡眠に影響を及ぼす要因の説明を行い、睡眠を妨害するような要因と整えるための行動変容を促すことを目的とします。




厚生労働省医学研究班からは「睡眠障害対処の12の指針

1,睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
 睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない
 歳をとると必要な睡眠時間は短くなる

2,刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
 就床前4時間のカフェイン 摂取、就床前1時間の喫煙は避ける
 軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング

3,眠くなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
 眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする

4,同じ時刻に毎日起床
 早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる
 日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる

5,光の利用でよい睡眠
 目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン
 夜は明るすぎない照明を

6,規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
 朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く
 運動習慣は熟睡を促進


7,昼寝をするなら、15時前の20~30分
 長い昼寝はかえってぼんやりのもと
 夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響

8,眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
 寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

9,睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
 背景に睡眠の病気、専門治療が必要

10,十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
 長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談
 車の運転に注意

11,睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
 睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる

12,睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
 一定時刻に服用し就床
 アルコールとの併用をしない


こうした睡眠衛生指導を行っていくに際して求められる基本姿勢は、

カウンセラーとして、話をよく聴き、辛さを受けとめ、共感する。です。




【刺激制御法と睡眠制限法】

刺激制御法とは、眠る行動を促進する環境が整っていないために不眠を維持させる不適切行動が生起しやすくなるというオペラント条件づけ理論に基づき、学習された不適切な学習の変容を目指す技法です。


刺激制御法で示されやすいのは…

1,眠気が見られる場合のみ入床する。
2,床上は性交渉を除き、睡眠のみに使用する。
3,寝床に入って15分程度経っても眠れなければ離床する。
4,たとえ昨夜眠れなくとも、起床時刻を一定にする。
5,日中仮眠をとらない。
※ その他




上記の1~4を、初回の治療導入面接で説明して行きます。

その際に治療導入前に測定した主観的(睡眠日誌)および客観的(活動計)睡眠評価の結果を本人に提示し、
個々における睡眠に関する認知の歪みを明確化していきます。

その後は隔週の頻度で15~20分の面接のなかで、日々の睡眠習慣についての指導を行っていきます。

不眠症患者が不眠が続くと睡眠不足を補うために必要以上に身体を休めようとするため、床上時間が長くなり睡眠効率が低下します。

そのため、睡眠制限法は床上時間を制限することで睡眠効率を高め、不眠の改善を目指す技法です。


睡眠日誌に基づき、実際の推定睡眠時間だけに起床を限定し、

5日間連続してその90%以上眠れた時に、睡眠時間を15分ずつ延長させる方法です。









【実践方法】

床上時間を2週間の平均睡眠時間(睡眠日誌上1晩に眠れた時間)プラス15分に設定し、

床上時間が5時間を切るような場合は5時間に設定する。

起床時間は毎日一定にし、起床時刻を遅くして計算上の床上時間に生活を合わせる。

日中は床に就かない。

起床時には、何時間眠れたかを記録する。

5日間起床時間の90%以上眠れたら、床上時間を15分増やす。

以上の流れで実践します。


この方法を繰り返し行うことで、睡眠の質を高めながら、徐々に睡眠の量を増加させていくことが可能です。




2004年のCBT-I実施マニュアルのなかで刺激制御法と時間制限法が併せて睡眠スケジュール法として紹介されて以来、睡眠スケジュール法はCBT-Iのスタンダードな技法とされています。




多くの人が考えている、寝床で過ごすことで身体が休まる、寝床にいれば眠くなるという認識とは相反することになるので、クライエントが抵抗を示す場合もあります。クライエントの状況に合わせ、方法を緩めたり修正(微調整する事)もあって良いと思われます。









【リラクゼーション】

リラクゼーションは、不安や緊張と相反するリラックス状態を作り出し、
それらを拮抗させることで質の高い睡眠を促すことを目的とした技法です。

不眠症に対するリラクゼーションでは、漸進的筋弛緩法が推奨されています。

漸進的筋弛緩法とは、身体の各部位に力を入れて抜くことを繰り返し、リラックスを導く技法です。

力を入れる部位は、最初は効果を感じやすいところからはじめ、徐々に、つまりは漸進的に、その範囲を広げていきます。

漸進的筋弛緩法は、クライエントが不安や過覚醒のため眠りにくくなっている入床前や中途覚醒時に実施してもらい、
リラックスした状態での入眠を促します。


以上のように、不眠症に対して認知行動療法はスタンダードな治療法であるといえ、
その中に筋弛緩法も組み合わさっていることが多いと言えます。


※筋弛緩法自体は「レスポンデント理論」に基づいた理論ですから、
「認知行動療法」という枠組みで考えるのは、理論的には不適切であります。




「睡眠覚醒は体内時計で調整されています。週末の夜ふかしや休日の寝坊、昼寝のしすぎは体内時計を乱すのでご注意を。平日・週末にかかわらず同じ時刻に起床・就床する習慣を身につけることが大事です」

体の中には体内時計があり、睡眠のタイミングを決めるだけではなく、前もってホルモンの分泌や生理的な活動を調節し、睡眠に備えてくれます。


これらの準備は自分の意志ではコントロールできませんから、規則正しい生活こそが、体内時計を整えそこにプログラミングされている睡眠を円滑に行うために必要なことになります。

選択肢③のような対応は、その背景に「寝つきが悪いから、早く寝て睡眠時間を増やせばよい」という単純な論理が控えているように思われます。

しかし、眠れない人にこれまで以上に床に居るように指示するのもなかなか難しい面があると言えるでしょう。
このようなアプローチは、クライエントの眠れない不安を高める恐れがあり、「早く眠らなければ」と焦れば焦るほど目が冴えてしまうという事態を招きかねません。


「一過性で終わるはずだった不眠が慢性化して不眠症になる」、その背景にはこのような「不眠恐怖」があることが少なくないのです。

現時点では、いつも同じような時間に眠ることを重視し、眠れない場合でも焦らず、時には床から出て過ごすことも大切になります。




◆「睡眠時間にこだわらない」が挙げられています。


内容は以下の通りです。
「睡眠時間には個人差があります。「◯◯時間眠りたい!」と目標を立てないでください。どうしても眠気がないときは思い切って寝床から出てください。寝床にいる時間が長すぎると熟眠感が減ります。日中に眠気があるときは午後3時前までに30分以内の昼寝をとると効果的です」

睡眠というのは「過ぎ去った眠気を追いかけず、次の眠気がやってくるのをじっと待つ」ことが大切です。
その際、寝床でじっと待つのではなく、眠りを妨げないような活動をすることも大切です(私はとても難しい本を読むとかをすると、すぐ眠くなります)。
「どうせいつかは眠くなるのだから、眠くなるまで起きていよう」くらいに割り切ったほうが好結果をもたらします。


実際「眠れないのに我慢して無理に寝床にいる」と不眠が悪化することが分かっています。

常識的な範囲内でベッドで休む時間を決めておき、眠れなければベッドから出る、前日の睡眠状態にかかわらず日中はなるべく活動的に過ごすことが大切です。

こうした習慣が「眠れないかもしれない」という不眠恐怖を和らげ、寝床を不安な場所にしないために必要なことです。




不眠が続くうちに寝床に向かうだけで緊張してしまい、夜になるのが憂鬱になってきます。

「夜中に起きた際には時計で時刻を確認するように勧める」ことで、眠れていないという落ち込みや、あと○時間しかないという焦燥を強めてしまう可能性もあります。

つまり、時計を見るという行為がストレスになり、それによって眠れなくなる可能性があるということですね。


また、睡眠の後半には、コルチゾールが起床の準備をしていき、起床時間の3時間前から徐々に分泌され始め、起床1時間前に急激に分泌されて脳を目覚めさせます。

そして、このコルチゾールの分泌は言語に影響を受けることが知られています。

つまり時間を確認すると(つまり、言語的に「今○時だ」「あと○時間眠れる」「起きるまであと○時間しかない」と認識すると)、その時間に合わせて起床準備が行われてしまうのです。

時計を見れば、自分が望む起床時間からの逆算などが自然と行われてしまう訳です。


























































































































































































































































































































































































  


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2019年12月27日

客観的観察法|知能検査






◆知能の客観的観測法|知能検査

それぞれの人の知能を客観的に測って、客観的に表す「ものさし」があれば、非常に便利です。

その「ものさし」によって、ある子どもの知能の発達程度を他の子どものそれと比較できるので、検査結果を指導の目安として使うことができます。




A.Binet
フランスではBinetが、知的障害児を選別するための鑑別法を編み出そうとしていました。
順序をでたらめに並べた数字の列を記憶させるとか、
正方形やひし形を模写させるとかの検査項目を児童にさせてみました。

ビネーは、それからさらに、精神医学者のシモンと協同で、
自分の考案した検査問題の多くの児童にやらせてみたところ、
ある問題では正答する子どもの数が多いのに、
ある問題では正答できる子どもの数が減ってくることに気づきました。

そこで、多くの子どもが正答を与えることができる正答率の高い問題から、
少しの子どもしか正答を与えることのできない難しい問題を順番に並べ、
どこまで正しく答えるかを見れば、その子どもの「知能」が測れるだろうと考えたわけです。


当時のパリの教育委員会では、公立学校で、知能程度が大体等しい児童を集めて学級を編成すれば、
教育する上で効果が上がるのではないかと考えて、その方法を考案するようにビネーに委嘱しました。

そこで、ビネーとシモンは、容易な検査問題から難しい検査問題までを選定して「知能検査」を作り上げたのです。
これが、世に現われた最初の知能検査法で1905年のことになります。

ビネーは、この検査問題の作成に大変な努力を払いました。
問題の難易度を歴年齢と合わせることが大変な作業だったとのことです。
同年齢の様々な社会仮想の子どもたちに、それぞれの問題をテストしてみて、
その結果から適当なものを選び出し、更にその問題を修正しました。

このとき、検査を受けたその年齢の多数の児童のうち、
50%~75%が合格するということを目安にしました。


また、どのように答えたときに正答とするのか、制限時間をどの程度にするか、
といった細かい基準を設定しなければなりませんでした。
このようにしてビネーは、ついにテストの標準化の仕事を成し遂げました。

このビネー式知能検査の成功は、ドイツ、イギリス、アメリカでも認められ、それぞれの国で改訂が行われました。
その中で有名なのが、アメリカのスタンフォード大学でターマンによって行われた改訂です。

ターマンは、ビネーよりももっと多数の児童・成人について、問題を一つひとつ再検討し、
1916年にこれを「スタンフォード・ビネー改訂知能検査」として発表しました。
この改訂版は1937年と1960年に、更に改訂を加えられ、世界各地で知能検査の普及に貢献しました。

※A.Binet:「普通教育に適する子どもとそうでない子どもを見分けるための検査法を最初に開発した人物」




D.Wechsler
ビネー検査では、知能を精神年齢という一次元的な尺度で表示します。
発達途上にある幼児や児童の知能は質的な差異を考えるよりもその発達の遅速を問題にする方が重要であると考えられていたためです。

しかし、成人や知的障害者を相手にするときには、知能構造の質的な差異を知る方が重要になってきます。
アメリカのヴェルビュー病院の精神科医Wechslerは、
1929年に、この診断的な目的に沿った検査(ウェクスラー・ヴェルビュー成人用知能尺度:WAIS)を作りました。

すなわちウェクスラーは、知能を「知的な諸機能の複合」とし、
ウェクスラー式知能検査を開発したということになります。

ウェクスラー式では知能指数には「偏差知能指数=DIQ(Deviation IQ)」が用いられます。
偏差知能指数とは、一般的な知能指数(平均)からどの程度異なるかを示した値であり、集団の平均を100とします。
こちらは「(個人の得点−同じ年齢集団の平均)÷([15分の1]×同じ年齢集団の標準偏差)+100」で算出されます。




E.Kraepelin
エミール・クレペリンの業績は大きく分けて2つ。

1つは「統合失調症概念」の提出です。
現在の統合失調症概念を示したのは、ブロイラーとクレペリンの2人になります。
ブロイラーの方はより広範な状態像の統合失調症者を含めて捉えていたので、クレペリンの示した、
いわゆる「早発性痴呆」の病態の方が重たいとされています。


もう1つは「連続加算法の考案」です。
クレペリンは人間が単純な作業を継続した場合に、作業量と経過時間の間には一定の法則があることを見出し、
連続加算法による作業量と単位時間当りの変動に寄与する因子に考察を加えて、
1902年に「作業曲線」という論文を発表しました。

日本の「内田クレペリン作業検査法」はクレペリンが作成したものではありません。
クレペリンの連続加算法を、内田勇三郎が取り入れて独自に考案した心理検査になります。
(「内田クレペリン検査が翻訳されたものではありません」)


ちなみにクレペリンの弟子には、
現在アルツハイマー型認知症として知られる疾患を初めて報告したアロイス・アルツハイマーや、
レビー小体型認知症の名称のもとになったフレデリック・レビーなどがおります。




F.Galton
フランシス・ゴルトンは19世紀イギリスの学者です。
ダーウィンのいとこにあたり、知能には遺伝的要因が大きいとして、人間の素質に関する学問である「優生学」を提唱しました。

また、統計学でも重要な業績を残しています。
例えば、正規分布に関して「誤差曲線」という表現を使ったのはゴルトンです。

また、相関係数に関して測定方法を最初に開発したのはゴルトンになります(グラフを作成し、2世代のスイートピーの関係を調べた)。
ゴルトンが相関という概念を出すまで、2つの事象の関係は物理化学を中心に「因果関係」が主体でした。
反因果主義のゴルトンに出会い、ピアソンは「相関関係を因果関係と解釈してはならない」という主張をするようになったとされています。




J.Piaget
ジャン・ジャック・ピアジェはスイスの心理学者です。
乳児期から幼児期にかけての認知発達に関する理論を構築し、その後の発達心理学に大きな影響を与えました。

特に1960年代はピアジェに多大な関心が集まった時期であるとされています(この背景には同時期に起こった認知心理学の興隆があったと考えられます。これはイコール当時の行動主義の凋落を意味していました)。

※ピアジェは2002年に調査された「20世紀で最も影響力のある100人の心理学者」で第2位に選ばれています。







  


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2019年12月26日

ピアジェ|発達理論






Piagetの発達理論

Piaget(1896-1980)は、10歳で白スズメの観察論文を寄稿し、15歳で軟体動物の研究論文を出すなど、非常に早熟な動物学者として注目されていました。20代に入ると動物から、人間の発達、特に人間の「知性」に興味関心を向けるようになります。

ピアジェの仕事をまとめて言えば、「知的な発達に絞って発達プロセスを追った」というものです。

ピアジェは動物学者だったので、生物が環境の中でどのように成長するかを観察してきましたが、その知見が理論の構築の随所に活かされることになります。ピアジェが注目したのは「どんな力が知性の発達を推し進めるのか」でした。




同化・調節・均衡化
ピアジェによると同化とは「外的現実を自己の活動の形態に取り込み、それを構造化すること」としています。

人間の知性も、外界から与えられた体験を取り入れて、それによって外界や体験への自分なりの「捉え方」を作ります(すなわち、「同化」するわけです)。これによって人間は自身を変化させ、変化以前ならば利用できなかった外界の事物を利用可能にします。

同化によって成長する一方で、生物は環境からよりうまく取り込みができるように、より安定した生存が可能な方向へ自身の身体や活動の在り方を変化させようとします。

水や二酸化炭素を取り込むこと(=同化)で成長した樹木が、より取り込みがしやすいように枝葉や根を広げるように。

こうした変化のことをピアジェは「調節」と呼びます。

ピアジェは、生物が同化と調節を繰り返しながら、環境によりよく適応していくとし、これが発達のプロセスであると考えました。そして、これを継続的に行っていくには、環境の在り方と自身の在り方との間に調和的・安定的なバランスを保たせようとする力が必要になります。

この力のことをピアジェは「均衡」と呼びました。

ピアジェは、同化-調節の働き(均衡化)が、生物を発達させる原動力だと考えました。




ピアジェの人間観・シェマ
ピアジェの人間観は「主知主義」(精神の本質を「知性」におき、合理性・論理性が精神の本質とする、という考え)です。
ピアジェの精神発達論は、知性のはたらきがより高い合理性を備えたものへとステップアップする道筋として描かれています。


人間の知性は外界の取り入れることで、自分なりの「捉え方」(同化)を形成していきます。
ピアジェはこの自分なりの「捉え方」を指して「シェマ」と名付けました。

養育者が空に飛んでいるものを指して「鳥だよ」と教えることで、空を飛んでいるもの、空から降りている鳥と呼ばれるものの形状、その前後の動きなどとセットにして「鳥」という感覚的な捉え方になり、これを全部ひっくるめて「シェマ」とされます。


このままだと「鳥」は飛べるものというシェマだが、飛ばない鳥(ダチョウ)を前にした時に、そのシェマの改変が求められます。

「飛ばないから鳥じゃないね」「飛ばない鳥もいるんだよ」などがわかりやすいやり取りですね。

上記は言語的に書きましたが、実際はもっと感覚的なレベルも含めたシェマの改変、作り直しが「調節」となります。




ピアジェ理論の特徴と問題点
このように、経験の積み重ねで同化-調節を繰り返し、より複雑で高度なシェマを作り上げ、より環境に合理的に適応していくことが知性の発達である、と考えるのがピアジェの発達論の原理です。

この際の外界との関係は受身的なものではなく、能動的に構成づけて、主体的に捉えなおす働きとピアジェは考えています。




ピアジェは自身の子どもの観察から、こうした能動性・主体性が乳児期から発揮されているという事実をつかんでいたとされています。

ピアジェの問題点として、上記からもわかるように、子どもの主体性を強調しすぎていることが挙げられます。

子どもが、大人との精神的交通を通して認識を獲得していく過程を捉えることが難しい(間主観性が読み取れない理論)のがピアジェの理論です。




発達の4段階
ピアジェはシェマの発達等を4つの段階に分けています。
これは「ピアジェが来日し、鮨屋に行った時に「ツナがイイ」と言った」で覚えましょう。
「ツナがイイ」=「27が11」です。


この4段階は、0歳~2歳、2歳~7歳、7歳~11歳、11歳以降で区切られています。
この2と7と11を覚えておけば良いわけです。

あと、ツナ(27)は保存がきかないので、
2歳~7歳の前操作期までは「保存の法則」が形成されていません。
(実際にツナが保存がきかないかは知りませんけど)。


感覚運動期(0~2歳)
乳児が試行錯誤を繰り返しながらの探索(「循環反応」)を通してなされる同化と調節によって、外界や体験についてのその子なりの認知的なシェマを作り出していく(主体的・能動的な知性とみなせる)。

言語以前のシェマなので、論理性は持たず、感覚や運動などの直接的な生の身体体験から構成された世界。

「いないいないばあ」を通して“事物は見えなくなっても在り続ける”というシェマが出来上がる(「対象の永続性;普遍性」)。加えて、物事と物事の間には「つながり」や「因果」があることを捉えていく(永続性なしの因果(論理性)は虚しい)。
論理的に世界を捉え、それに基づいて世界を生きるという知性のはたらきの土台がこの時期に準備される。


前操作期(2~7歳)
言語の習得により、意味や約束をもって概念的な思考が可能となる。

ピアジェはこの時期のポイントを、ある事柄を別の事柄で表す「象徴機能」が現れる点にあるとし、これが言語獲得に重要な役割を果たすと考えた(「猫」を「ニャー」という全く別のもので象徴するのが言語だから)。

対象が知覚野から消えても存在が消えない(永続性)ことは理解できても、知覚上の形が変わっても量は変わらないという「保存」の理解は育っていない。永続性は母親の顔の出入りという体験事実で足りるが、保存は「量とは加減しない限り同じ」という論理が必要。

丸い粘土⇒引き延ばした粘土⇒また元の丸い粘土、という頭の働かせ方は「可逆操作」と呼ばれ、前操作期ではまだこれができない。
物事を相手の視点に立って捉えるという認識の仕方も育っていない(三つ山課題・自己中心性)。

実物が目の前に無くても、それがあるかのように振る舞えるためには内的表象の発達が必要で、ピアジェはこれを「記号機能」と称し、前操作期の重要な発達であるとした。前操作期の初期には、子どもたちはこうした表象の機能を多用する。葉っぱが船になったり、飛行機になったり、布切れが布団だったり枕だったり、など。

基本的には何かしらの類似点があることが多いとされている。発達が進み前操作期の後期くらいから、こうした個人的な表象の利用は減り、慣用的・社会的な記号が多用されるようになってくる。この移行は発達において非常に重要であり、「自己中心性」が「脱中心化」することとも関連して語られているアミニズム(すべてが生きているという呪術的な思い込み)も自己中心性の一側面(自分も生きているのだから石も)。



「前操作期」は2~7歳の時期を指しており、
ここでは4歳前後に発達的変化がありそれを境に2つの下位段階が設定されています。
その2つが「前概念的思考段階」と「直観的思考段階」です。




【前概念的試行段階】
象徴的試行段階とも呼ばれ、運動感覚的なシェマが内面化され始めてイメージが発生し、それに基づく象徴的行動が開始される時期です。
特徴として「見立てて遊ぶ」象徴的遊びが盛んになることが挙げられます。
この時期の子どもの「言葉」や「意味」を支えているものは、子どもの個々のイメージを中心とした「前概念」というべきものです(ちゃんと概念的に意味が分かっているわけではない)。
大体、1歳半~4歳ごろまでと言われています。


【直感的思考段階】
概念が進み、事物を分類したり、関連づけたりすることが進歩してくる段階を指します。
分類や状況の理解の仕方が、そのとき、そのときの知覚的に目立った特徴に左右され、一貫した論理操作は見られないとされています。
すなわち、見かけに関わらず対象の本質が保存されているという、保存の概念にまだ到達できていない段階と言えます。

大体、4歳頃~7、8歳ころまでと言われています。


具体的操作期(7~11歳)
1個○○円の鉛筆を20本買ったらいくら、といった具体的な事柄について論理的な捉えが可能になる段階(算数レベルの思考が可能)。
「可逆操作」(5つから2つあげたら3つになり、2つもらえば5つになる)が可能にならないと算数はできない。すなわち、「保存」が可能になる段階。
しかし、具体的体験と切れたところで、純粋に論理だけで考えるのは難しい。
この頃の理屈は、まだ自分自身の具体的・生活的な体験や欲求を離れていない論理で、独りよがり、一般性へと広げられないなど、いわゆる「子どもの理屈」となる。


形式的操作期(11歳~)
具体的・生活的な事柄やイメージを離れて、まったく抽象的な概念操作による論理的思考ができる知性段階。具体的・日常的な生活意識から遠く離れた事柄(アメリカと北朝鮮の関係が、世界の平和にどのような影響をもたらし得るのか等)に対しても、論理的に(感情的にではなく)考えをめぐらすことが可能になる段階。
数を文字式にしつつ考えていくためには、こうした抽象的な思考操作が求められる。「リンゴが3個」は具体的だが、「リンゴ3個でも、馬3頭でも、人が3人でも、3は3」というのが抽象的思考。具体的操作期では「算数」が、形式的操作期では「数学」が可能になるという印象。


理屈を理屈としてしっかりとこねることができる(数学レベルの思考ができる)段階。連立方程式、三角関係、微積分など、数学は算数的な具体性から遠ざかる。こうしたきわめて抽象的な論理操作が身についたときに、知性の働きはしかるべき到達点に至るとピアジェは考えた。

上記の特徴のため頭でっかちになり「地に足がついていない現実遊離した概念」にとらわれることも可能になる。

これが思春期心性を強く彩ることもある。




ピアジェの考え方

ピアジェは精神発達の基準や根拠を、記号論理学や数学に求めました。
ピアジェの発達論自体も、理論的な部分は抽象的な展開となっており難解で、読みこなすのが難しいのですが、ピアジェの発達論の論述を読みこなせるようになったなら、形式的操作期の完成と見てよいかもしれません。


ピアジェの発達論は、人間を「合理的(理性的)」な存在とみなす近代社会の人間観に立脚しています。
成熟した人間(大人、社会人)がもつべき合理的(論理的)な思考を、子どもがいかなるステップを踏んで身につけていくかを描いたものと言えます。




PiagetとVygotskyの視点の根本的差異
Piagetは前操作期に見られるような集団の中にいても他者とのやり取りに無関係な発話を「集団的独語」とよび、「自己中心性」の現われと考えました。


前操作期では、物事を相手側の視点に立って捉えるという認識の仕方が育っていません。
すなわち、物事を自分とは別の位置から見ている人にも、自分が見ているのと同じように見えていると考えてしまいます。
これを示す実験が「三つ山課題」が有名です。


このように視点の移行ができず、自分の側からしかとらえられない現象をピアジェは「自己中心性」と名付けました。
これは、一般的に理解されるような利己主義という意味ではなく、幼児が自分自身を他者の立場に置いたり、他者の視点に立つことができないという、認知上の限界を示す用語です。


前操作期の自己中心性は関係が発達していく過程で必然的に通過する現象です。
この「同じ」というとらえがまず根付くことによって、それが土台となって自身と他は「違う」という捉え方が可能になります。
この発達には養育者が大きく関わることになります。


こうした自分だけの捉え方から離れ、他者と共有できるような法則性・論理性(世界のルールなど)による認識ができるようになることを、ピアジェは「脱中心化」と呼んで幼児期から児童期への重要な発達課題としました。


これに対しVygotskyは、上記を「思考が外言から内言に移行する過渡的な現象」と捉えた点に違いがあります。

外言:
音声としての言葉。子どもが周囲の外言を聞き取り、自分で使うことで獲得していく。

内言:
外言を外言として使わず(外に言葉を出さず)、自分の中だけで使えるようになったものを指す。純粋な思考だけでなく、自身との内的な対話によって、自己調整機能に繋がるとされる。外言⇒内言となる過程で「独語」として示されるが、後に内言のみとなる。

ここにピアジェとヴィゴツキーの根本的な違いが現れています。

ピアジェが子ども自らが成長していくという面を強調したのに対し、
ヴィゴツキーは外部の刺激を取り入れ自分の内に融け込ませるという外的要因を強調しているのです。









Vygotskyの発達理論

ピアジェが論理的思考が可能になる経過として発達過程を説明し、ヴィゴツキーは社会・文化・歴史的に構成された人間関係や文化的対象を獲得していく過程として発達を捉えました。そのため、ヴィゴツキーの発達論は「社会文化的発達理論」と呼ばれています。


ヴィゴツキーは発達において以下の3点を重視しました。

対象世界:
発達内容や方向を決める「発達の源泉」としての、人や物、社会文化的制度

対象獲得活動:
子どもが積極的に自分のものにしようとする「発達の原動力」

支援活動:
「発達の源泉」と「原動力」の相互作用を媒介する大人や年長児の関わり(この点にVigotskyの独自性がある)
これらを前提にしながら、有名な「発達の最近接領域」について提唱しました。




ヴィゴツキーの理論では発達水準に以下のような区別があります。

(言われてもできない段階):
理論的には数えられていないが、実際的には当然有る段階。
この段階でしつこく言っても仕方ない。生理的なものと考えるのが特徴。

言われればできる段階(=発達の最近接領域):
他者の援助下で達成できる段階を指す。
大人が与える援助を「足場」と呼ぶ。

教育は、ここの段階で行われるべきであるとされる。

言われなくてもできる段階:
大人は徐々に「足場」を外していくことが大切になる。





















  


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2019年12月25日

精神保健福祉法|措置入院





精神保健福祉法による(精神障害者の)入院形態

(1)任意入院
(2)医療保護入院
(3)応急入院
(4)措置入院/緊急措置入院









(1)任意入院
本人の同意に基づく入院。人権擁護の点で基本の入院形態。本院から退院の申し出があった場合、管理者は退院させる必要がある。退院請求があっても病状から退院はさせられないと精神保健指定医の診察・判断があれば、72時間を限度に退院を制限できる。(72時間以内に医療保護入院等への切り替えを行うことがある)

(2)医療保護入院
自傷他害の恐れはないが、家族等のいずれかの者の同意がある時は、本人の同意がなくても病院の管理者が入院させることができる。家族等:配偶者、親権を行う者、扶養義務者、後見人又は保佐人該当者がいない場合は、市町村長の同意を要件とする。精神保健指定医が家族等の同意を得て入院を決定する。

(3)応急入院
精神保健指定医の診察の結果、自傷他害の恐れはないが、入院させないと本人の保護に著しい支障が生じる際、保護者の同意を得ることができない場合でも、本人の同意なしに、72時間に限り病院管理者の権限で入院させることができる。72時間以内(3日間)に以後の対応を決める必要がある。応急入院に対応できるのは指定病院のみに限られる。

(4)措置入院・緊急措置入院
都道府県知事が精神保健指定医に診察をさせ、自傷他害のおそれがあると認められる場合。「措置入院」に際しては精神保健指定医2名が入院を必要と判断する必要がある。

「措置入院」
自傷他害の恐れのある精神障害者に対して、都道府県知事の権限で行われる入院。精神障害があり、警察官等からの通報や届け出があってから、職員の立会、家族等に対する診察日などの通知、2人以上の精神保健指定医の診察が必要。退院要件:症状消退届(自傷他害の恐れが消失)を都道府県知事に提出。判定基準は精神保健福祉法28条の2で規定『精神障害者であり、かつ、医療および保護のために入院させなければその精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると認めた時』

「緊急措置入院」
緊急を要し、精神保健福祉法27条、28条の手続き(二人の指定医・都道府県の該当職員の立会い・家族に通知等)がとれない場合、「直ちに入院させないと自傷他害のおそれが著しいと認められた時」と規定されている。緊急の場合は1名の指定医の判断でもよいとされているが、その後72時間以内に、2名の指定医による診察が行われなければならないという条件が付されている。

※「緊急措置入院」も「措置入院」も、「精神障害者であり、かつ、医療および保護のために入院させなければその精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると認めた時」という規定は共通している。









【精神保健指定医】
非自発的入院・処遇の全てに係わる。資格更新5年ごと(①5年以上診断・治療に従事、②3年以上精神障害の診断・治療に従事など)


【精神医療審査会】
適切な医療・保護を審査する機関。病院外の第三者機関。
第12条:都道府県におかれる。
5名の委員で構成:精神科医2名以上、精神障害者の保健・福祉に関する学識経験者1名以上、法律専門家1名以上。任期は2年。


【非自発的入院における処遇】
自殺企図、自傷行為の危険がある時。
隔離:12時間未満であれば医師で、それ以上の隔離は精神保健指定医の診察が必要。隔離継続中は毎日診察が必要。
身体拘束:隔離よりも切迫状態。必ず精神保健指定医の判断が求められる。


【精神障害者福祉手帳】

都道府県知事が交付する。2年ごとの更新が必要。氏名、住所、障害等級、顔写真が掲載されている。

・1級:精神障害が日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの。この「日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度」とは、他人の援助を受けなければ、ほとんど自分の用を弁ずることができない程度のものである。

・2級:精神障害の状態が、日常生活で著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものである。

・3級:精神障害の状態が、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活が制限を加えることを必要とする程度のものである。













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2019年12月17日

内田クレペリン検査






内田クレペリン精神作業検査の実施と解釈

内田クレペリン精神作業検査検査は、
エミール・クレペリンが創案した「連続加算法」を内田勇三郎が取り入れ、
作業検査法として完成させました。
※エミール・クレペリン(ドイツの精神科医)は、現在の統合失調症概念の提出者のひとりで、もうひとりはブロイラーです。


◆内田クレペリン作業検査では、以下のステップで結果の集計が行われます。

1,誤謬(ごびゅう)のチェック:
誤答の数字を赤○で囲む。

2,プロフィールを描く:
各行の最後の答えの右上にある印刷数字をマークして折れ線グラフで結ぶ。
飛ばし・抜かしがある場合は、その数だけずらしていく。

3,作業量の産出:
各行の作業量を読み取り、作業量合計を算出、1分ごとの平均作業量を算出し、作業量段階の判定を行う。

4,休憩効果率の算出:
休憩後平均作業量/休憩前平均作業量=休憩効果率となる。

5,初頭努力率の算出:
1分目作業量/平均作業量によって算出。休憩前、休憩後の両方で算出する。

6,動揺率の算出:
休憩前・休憩後のそれぞれで、最高作業量-最低作業量=最大差を算出し、これを平均作業量で割ると「動揺率」となる。

7,V字落ち込みの算出:
落ち込み部分の曲線の振れ幅が平均振れ幅の1.5倍以上の場合を指す。

8,作業量段階の判定と問題傾向の頻度を組み合わせて曲線傾向を判定する

9,曲線類型の判定および作業適応度の判定


上記うち「誤謬率」「休憩効果」「初頭努力」「動揺率」などは、クレペリン検査で使われやすい表現です。
※「誤謬」(ごびゅう)とは、間違いという意味です。




◆検査の目的
被験者の計算能力、注意力、集中力、精神の安定性を検査し、性格・職業適性を見る。

・計算の処理速度
・作業曲線
・処理の正確性




上記の三点からは主に以下のことがわかります。

・計算の処理速度→処理能力
・作業曲線→性格、行動傾向
・処理の正確性→性格、行動傾向

※性格、行動傾向は発動性、可変性、亢進性から判断しており、被験者の長所、短所がわかるとされています。









































  


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2019年12月12日

パワーハラスメント関連改正法





パワーハラスメント関連改正法(2019年5月成立)

「ハラスメント防止法が成立」
2019年5月29日、参議院本会議で「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案」が可決され、同法が成立しました。
この法律は、我が国で初めてパワーハラスメントについて規定し、その防止をするための措置を講じる義務を企業に課したものです。
※セクハラについても新たな規制を課している。

・企業にパワハラ防止を義務化へ、違反なら社名公表も
・ハラスメント規制法成立 パワハラも対策義務化
(施行時期は早ければ大企業が2020年4月、中小企業は2022年4月と報じられている)

パワハラについて防止措置義務を定めた部分の法律は、「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」で、パワハラについて防止措置義務を定めた部分の法律は、『労働施策総合推進法』と呼ばれる。

◆正式名称
「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」
※旧:雇用対策法







(目的)
第1条 この法律は、国が、少子高齢化による人口構造の変化等の経済社会情勢の変化に対応して、労働に関し、その政策全般にわたり、必要な施策を総合的に講ずることにより、労働市場の機能が適切に発揮され、労働者の多様な事情に応じた雇用の安定及び職業生活の充実並びに労働生産性の向上を促進して、労働者がその有する能力を有効に発揮することができるようにし、これを通じて、労働者の職業の安定と経済的社会的地位の向上とを図るとともに、経済及び社会の発展並びに完全雇用の達成に資することを目的とする。


◆パワーハラスメント(雇用管理上の措置等)
●労働施策総合推進法 第30条2 第1項
事業主は、職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であつて、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりその雇用する労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。
※特にこの条文は重要!「法律で初めてパワハラを定義」しました。(2019年5月)


●労働施策総合推進法 第30条3 第2項
【事業主の責務】
事業主は、職場におけるパワーハラスメントを行ってはならないことその他職場におけるパワーハラスメントに起因する問題(以下「パワーハラスメント問題」という。)に対するその雇用する労働者の関心と理解を深めるとともに、当該労働者が他の労働者(他の事業主が雇用する労働者 及び求職者 を含む。)に対する言動に必要な注意を払うよう、研修の実施その他の必要な配慮をするほか、国の講ずる同条第1項の広報活動、啓発活動その他の措置に協力するように努めなければならない。また、事業主(その者が法人で ある場合にあっては、その役員)は、自らも、パワーハラスメント問題に対する関心と理解を深め、労働者(他の事業主が雇用する労働者 及び求職者 を含む。)に対する言動に必要な注意を払うように努めなければならない。


●労働施策総合推進法 第30条3 第4項
【労働者の責務】
労働者は、パワーハラスメント問題に対する関心と理解を深め、他の労働者 (他の事業主が雇用する労働者 及び求職者 を含む。) に対する言動に必要な注意を払うとともに、事業主の講ずる措置に協力するように努めなければならない。

と、なっています。







【指針の素案】
◆職場でのパワーハラスメント(パワハラ)防止策が来春にも企業に義務づけられるのを前に、厚生労働省は2019年10月21日、パワハラ行為の定義とその具体例などを盛り込んだ指針の素案を労働政策審議会の分科会に示した。

2019年5月に成立した改正労働施策総合推進法(旧:雇用対策法)はパワハラを、
(1)優越的な関係を背景にした言動で、
(2)業務上必要な範囲を超えたもので、
(3)労働者の就業環境が害されることと定義。


パワハラを「行ってはならない」と明記する一方、罰則を伴う禁止規定は見送った。
指針の素案では、(1)~(3)の要素をすべて満たすものがパワハラだとした。
企業に防止策を義務づける労働者は、正社員のほか、パートタイムや契約社員など非正規雇用者も含むとした。
一方、企業と雇用関係にないフリーランスや個人事業主、インターンなどは対象外とし、「必要な注意を払うよう配慮」を企業に求めるにとどめた。素案はまた、厚労省が示している6類型に沿ってパワハラに当たる具体例を列挙した。


例えば「精神的な攻撃」では、業務に関する必要以上に長時間の厳しい叱責(しっせき)の繰り返しはパワハラに当たるとする一方、業務内容に照らして重大な問題行動を行った労働者に対して強く注意することは、パワハラに当たらない、などとした。
企業に対しては、パワハラを行ってはならない方針を就業規則に盛り込むなど明確化し、広く周知するよう求めている。
相談窓口にパワハラの相談があった場合、事実関係を迅速、正確に確認し、パワハラの行為者への懲戒などの必要な措置を取ると共に被害者に配慮した措置も求めた。







◆職場のパワーハラスメントの6類型(厚労省)
上記で定義した、職場のパワーハラスメントについて、裁判例や個別労働関係紛争処理事案に基づき、次の6類型を典型例として整理しています。なお、これらは職場のパワーハラスメントに当たりうる行為のすべてについて、網羅するものではないことに留意する必要があります。

1)身体的な攻撃
暴行・傷害

2)精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言

3)人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視

4)過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害

5)過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと

6)個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること




◆パワーハラスメントの種類(厚労省)

*攻撃型パワーハラスメント
・罵声を浴びせる、足をける、たたく、胸ぐらをつかむ
・書類や物を投げつける、机をたたきながら怒鳴る

*否定型パワーハラスメント
・欠点をあげつらう、人格を否定する言葉を使う
・あいさつや会話を交わさない、退職を促す

*強要型パワーハラスメント
・仕事の進め方を一方的に決めつける
・宴会・食事などへの出席を強いる
・失敗や責任を押し付ける

*妨害型パワーハラスメント
・仕事を取り上げる、情報を与えない
・周囲に無視するよう促す














※2019.12.24決定指針 (図表:朝日デジタル)













※2019.12.24 (図表:東京新聞)











◆職場での発言やふるまいがパワーハラスメント(パワハラ)かどうかを判断するための国の指針が23日決まった。
来年2020年6月から大企業
2022年4月から中小企業に「パワハラ防止策」をとることが義務化される際の目安となる。


5月に成立した改正「労働施策総合推進法」(パワハラ防止法)は、パワハラを、
①優越的な関係を背景にした言動で、
②業務上必要な範囲を超えたもので、
③労働者の就業環境が害されることと定義した。

パワハラを「行ってはならない」と明記した。


労使の代表らによる労働政策審議会の分科会が12月23日にとりまとめた指針は、
「身体的な攻撃」や「過大な要求」など、厚生労働省が定めたパワハラ6類型に沿ってパワハラに当たる例と当たらない例を列挙。

大勢の前で威圧的にしかりつけることや、業務に関係ない雑用を強制することはパワハラだと定めた。


性的マイノリティーなどの性的指向・性自認や、不妊治療などの個人情報を本人の了解を得ずに周囲に伝えることもパワハラに当たるとし、企業に防止策をとるよう求めた。

相談窓口の設置や社内規定の整備など、企業が防止策を義務づけられたのは、「業務を遂行する場所」での正社員や非正規雇用者に対するパワハラだ。

取り組まない企業には、行政指導で改善を求め、なお従わない場合は企業名が公表されるが、パワハラの実態に詳しい弁護士からは「居酒屋などでのパワハラが対象外になる恐れがある」との指摘がある。

また、フリーランスや就職活動中の学生など、雇用関係にない働き手も対象外で「必要な注意を払うよう配慮」することを企業に求めるにとどまった。
※朝日新聞デジタル 2019.12.24
















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2019年12月07日

心と臓器の関係






◆心は川上、身体は川下


心が毒性に満たされると、

絶え間なく臓器に流れ着き、

やがては臓器も傷つくかもしれません。


日々、意識しながらのセルフケアも必要☆


・怒り・・・肝臓
・悲しみ・・・肺
・心配・・・脾臓
・恐れ・・・腎臓、うつ病
・考えすぎ・・・膵臓
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2019年12月01日

共依存|機能不全家族





初級カウンセラー養成講座5回目☆

5回目で学のは、「共依存」です。
「共依存」 は、延々と 16項目を学んでいきます。
後半では、共依存回復のための 「行動療法」 についても学びます。



日本人には多いといわれる「共依存」

自分が機能不全家族で育ったアダルト・チャイルドの中で、
よく見られる共存的な行動や人間関係についてのチェックリストをみてみましょう。
この行動様式は、ときに日本人のなかに、よく見られるものです。

あまりにも日本の文化の中で当たり前になっていて共依存的な人ほど、
他人の世話をする「良い人」として見られがちです。
まわりから圧力がかかり、共依存的な行動を強いられることもままあります。

また、自分の問題行動に気がつかなくて、他人のせいにしている場合もありますので、
次のリストをチェックしてみて下さい。
無意識の行動や言動が、実は「共依存」的なものであることは意外と多いものです。








【共依存チェックリスト】

□ 自らを犠牲にして相手を助けたり、世話をしたりする
□ 相手の行動、感情、考え方、状態、結果を変えようとコントロールする
□ 問題や危機が起こっているような人間関係に巻き込まれることが多い
□ 依存心が強くひとりでやっていけるという自信がなく、見捨てられるかもしれないと不安にかられる
□ ある特定の相手のことで頭がいっぱいで視野が狭い

□ 自分の問題はたいしたことはないと思ったり、いやなことは見て見ぬふりをしたり、表面はなんでもないようにふるまう
□ 相手とのバウンダリー(境界線)がはっきりせず、相手が落ち込んでいると自分も落ち込んでしまったりする。また他人の問題にのめりこんだり、相手からの精神的、性的、身体的侵入を許してしまったりする
□ 罪の意識におそわれやすく、相手の問題は自分のせいだと思いこんでしまいやすい
□ 過去の人間関係の間違いから学ぶことができず、同じ間違いを繰り返す傾向がある
□ 被害者意識にとらわれ、自分は犠牲者だと思いこみ、弱々しくなる

□ 自分のまわりに害があるのに、波風を立てぬよう問題を明らかにしない
□ 相手から離れられないでしがみついていることを「愛情」と取り違えている
□ 「こうあるべきだ」という社会の通念、または「こうなるはずだ」というファンタジーにとらわれやすい
□ 相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせたり、心配したりする
□ 「ノー」が言えず、なんでもかんでも引き受けて疲れてしまったり、恨みがつもったりする
□ 責任感が強すぎて、なんでもがむしゃらにやりこなす

●人間であれば、ときには以上のような行動、感情、考え方をするのは当然ですが、
もし、5つ以上の項目がいつも自分に当てはまるようでしたら、共依存者(コ・ディペンデント)かもしれません。

●チェックした項目について、自分はどのように変化していきたいかを書き出してみましょう。
こうなりたいと思う自分の目標を考えるだけでなく、書いてみることで自分の決心がはっきりします。




多かれ少なかれ、誰でも持っているものですが、
共依存傾向が強いと、さまざまな依存や不適応をおこすとされています。

受講される皆様、最初は他人事として理解していくのですが、
実はこの5回目の共依存・・・
自分自身の共依存傾向に気づくための内容でもあるのです^^;。

共依存は改めて自分を冷静に見る機会になり、
場合によっては、動揺、衝撃(笑)、そして落ち込みを感じる知れません。
ですから、場合によっては気づきたくなかった面をみる事になり、
初級講座12回の中では一番、キツーイ!5回目かもしれません(個人差あり)


私は、この ”気づき” の状態を、本物の 「認知」 と見ています。
この認知が起こらない限り、いくら「行動療法」に取り組んでも効果が薄いのです。

「認知行動療法」という言葉は、ひとり歩き・・・

アタマでは分かるけど、実際うまくいかない・・・ということがよく起こります。
まずは、「本物の認知」 
すなわち、感覚で理解すること、大事かもしれませんね。









【共依存】

「機能不全家族」で育った「アダルト・チャイルド」の場合が多く、
共依存的な人は、他人の世話をする「よい人」として見られがちです。
まわりから圧力がかかり、共依存的な行動を強いられることもままあります。
また、自分の問題行動に気がつかなくて、他人のせいにしている場合もあります。
無意識の行動や言動が、実は「共依存」的なものであることは意外と多いものです。


【機能不全家族についてはコチラ↓】

心を傷つけるような機能不全な家族はただひとつのパターンがあるわけではなく、いろいろな型があります。

一般的に言って、機能不全な家族とは、力のある上のメンバーが下のメンバーを抑圧し安全を守ることができず、
適切な愛情や保護が与えられず、一人一人の人格や個性が尊重されない家族です。

たとえば、身体的にも経済的にも、力関係で一番上にいる父親が、下にいる母親と子どもをアビューズ(虐待)し、
母親が子どもをアビューズし、大きな姉や兄が弟や妹をアビューズするというものです。

ある程度の機能不全は、どこの家族にもありますが、それが常に起こっていてパターンになっていたり、
頻度は少なくても程度がひどかった場合には メンバーの傷となってあとの人生に影響を与えます。

こころの傷は暴力をふるわれたなどの直接的な原因だけでなく、
家族の人間関係などで間接的に傷つく場合もあります。

【機能不全家族チェックリスト】

次のチェックリストの中で、自分の育った家族にあてはまる項目に印ををつけてみてください。

□ 身体的なアビューズ(虐待)があった
□ 性的アビューズがあった
□ 精神的、感情的、言語的なアビューズがあった
□ 怒りの爆発がよく起こっていた。いつも怒りが爆発するかと恐れていた
□ 愛のない冷たい家族だった
□ 人格を否定するような雑言や怒鳴り声が飛びかっていた
□ 威しがあった
□ 他人や兄弟姉妹といつも比べられた
□ 親の思い通りになるようにコントロールされた
□ 親の期待が大きすぎる家族
□ 他人の目を気にする、表面だけ良くふるまう家族
□ あまりにも多くの秘密があったり、外に出してはいけない大きな隠しごとがあった
□ 顔や姿かたちについてからかわれたりばかにされたりした
□ 親と子供の関係が逆転していた
□ 子どもを過度に甘やかした
□ 自分の存在を否定された
□ 依存症や共依存症の親がいた
□ 家のなかのルールに一貫性がなかった

ここにあげられていることが、ごくたまにではなく、頻繁に起こっていたとしたら、
あなたの家族は機能不全な家族であり、あなたは家族の中で安全さや快適さを感じることができなかったことでしょう。
また、こうした家族関係のなかで、あなたが間違った人間関係のつくり方や、
間違った自己評価を学んでしまった可能性があります。









【アダルトチルドレンについてはコチラ↓】

「アダルト・チルドレン」は、ACOA(adult children of alcoholics) であり、
本来、アルコール依存や嗜癖行動などが主な原因で、家庭の機能が崩壊した中で成人した子どもある。

彼らは、機能不全に陥った家庭の中で、精神的、肉体的に虐待されながら、
子どもには負担の大きすぎる父母の調整役や家庭維持役までも担う事で必死に生きようとした結果、
不健全な適応方法を身につけてしまいます。

このパターンが成人してからの社会生活や家庭生活にも無意識のうちに持ち込まれ、
やがては、かつての親と同じような問題を引き起こしてしまいます(世代間伝達)。

家庭関係の修復の途上で、抑圧されたこれらの外傷に気付き、
その意味付けを変化することで心の癒しを得ると言われています。


【アダルトチルドレンチェックリスト】

自分が機能不全家族で育ったアダルト・チャイルドで、心が傷つき、
その悪影響が自分に出ているのかどうか、まず認識の段階からはじめましょう。

次のチェックリストで当てはまる項目があったら印をつけてください。

□ ものごとを最後までやり遂げることがむずかしい
□ 自分に自信がない。自分はダメだと思う。
□ 自分に対して過酷な批判をする
□ 人生を楽しむことが下手である
□ 他人と親密な人間関係が持てない
□ 白黒をはっきりさせすぎ、ほどほどにバランスをとることができない
□ 何かあると反射的に反応する、又はなんの反応もしない
□ 必要のないときについ嘘をついたり、ごまかしたりする
□ 必要以上に相手に忠実である
□ 何が正常で何が異常なのかわからない
□ 他人からのほめ言葉を受け入れにくい
□ 他人から助けを得るのが下手である
□ 自分は他人と違っていて居場所がなく、孤独に感じる
□ 自分でコントロールできない状態が起きるとパニックを起こす
□ 他人から認められたいという気持ちが強い
□ 理由もないのによく頭痛や腹痛などがあり、からだの調子が悪い
□ 摂食障害を起こしている(拒食症、過食症、過食嘔吐など)
□ アルコールや薬物(医師からの処方含む)の依存症になっている
□ 非行に走ったり、自暴自棄になって暴れる
□ お茶目で他人の気をそらす
□ 気まじめで他人の言うとおりにする
□ いつもせかせかと衝動的に行動する
□ 何か起こるのではないかと常に恐れる
□ 他人の目が気になる。被害妄想に陥りやすい
□ なにごとも完璧でないと気がすまない
□ 顔やからだに表情がない
□ 何かが変わることに対する恐れが大きい
□ 抑うつ状態に陥る
□ 離人感や解離で自分が自分でないような気がしたりする
□ 自分の感情が鈍麻していたり、からだから出るメッセージに気づかない
□ 怒りが爆発したり、いつもイライラしている
□ 権威のある人の前に出ると過剰に委縮する
□ 記憶力が鈍ったり、または反対にいやな記憶に悩まされて胸がどきどきしたり悪夢をみたりする
□ コミュニケーションの技術に乏しい
□ 自分はいったい誰で、どんな人生の目的を持っているかなどわからず自己が確立していない
□ 対人恐怖があったり、ひきこもったりしている
□ 共依存的な行動に出やすい (「共依存」参照)

●人間であれば、ときには以上のような行動、感情、考え方をするのは当然ですが、
もし、10以上の項目がいつも自分に当てはまるようでしたら、
アダルトチルドレンの可能性が大きいと考えられます。









初級編「カウンセラー養成講座」カリキュラム
http://ssc.da-te.jp/e264461.html

中級編「カウンセラー養成講座」カリキュラム
http://ssc.da-te.jp/e323421.html

上級編「カウンセラー養成講座」カリキュラム
http://ssc.da-te.jp/e323938.html


◆「初級編」 ↓ マンツーマン講座の風景

●1回目:カウンセリングと信頼関係
http://ssc.da-te.jp/e491024.html
●2回目:コミュニケーション
http://ssc.da-te.jp/e493693.html
●3回目:カールロジャース理論:受容と共感
http://ssc.da-te.jp/e493907.html
●4回目:アートセラピーカウンセリング
http://ssc.da-te.jp/e490798.html
●5回目:共依存
http://ssc.da-te.jp/e490922.html
●6回目:コミュニケーション&カウンセリング実習
http://ssc.da-te.jp/e499401.html

●7回目:インナーチャイルドセラピー
http://ssc.da-te.jp/e494240.html
●8回目:ゲシュタルトセラピー
http://ssc.da-te.jp/e490941.html
●9回目:フォーカシング
http://ssc.da-te.jp/e494786.html
●10回目:アートセラピーカウンセリング2
http://ssc.da-te.jp/e497125.html
●11回目:リラクゼーション技法
http://ssc.da-te.jp/e499399.html
●12回目:自叙伝セッション、まとめ、修了式
http://ssc.da-te.jp/e499542.html










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2019年11月13日

被災支援|心のケア講座





被災支援 『心のケア』 講座 アートセラピー☆受付中☆


仙台心理カウンセリング 未来のアートセラピー

*グループカウンセリング形式ワークショップ

◇アートセラピーを通して、自分自身の安定について考えて行きます。


1回目:2019年12月10日(火) 『被災支援講座』 カラー&アートセラピー 満席☆
2回目:2019年12月15日(日) 『被災支援講座』 アートセラピー
3回目:2019年12月22日(日) 『被災支援講座』 アートセラピー 満席☆


【場 所】・仙台心理カウンセリング(JR長町駅~徒歩6分)
    ・地下鉄南北線 長町駅~徒歩5分
【所在地】 仙台市太白区長町3丁目 (*ご予約の際、地図をお送りします)

【時 間】・12:30~14:00
【費 用】・台風19号や豪雨で被災された皆様は、「り災証明書」 ご提示で無料
    ・一般参加の皆様:おひとり様 3333en(当日ご持参)

【受 付】・各回 4名様まで受付
【駐車場】・各自で対応お願いします(近隣コインパーキング)
【お申込み】・仙台心理カウンセリング
     ホームページお申込みフォームにてお願い致します。


【内 容】
1回目:カラー&アートセラピー 満席☆
2回目:自分自身の安定 『アートセラピー』とグループカウンセリング☆
3回目:自分自身の安定 『アートセラピー』とグループカウンセリング☆ 満席☆


● 12:30~13:30 こころのケアに役立つ 『アートセラピー』☆
● 13:30~14:00 「グループカウンセリング」☆ 
        *各自、アートへのおもい、感想などシェア。


●今、私に出来る「小さな支援」を、皆様にご提案いたします。

●アートセラピーを通して、自分なりの安定を見つけていきましょう。

この 『小さな支援』 が、あなたの心に届きますように。




2019年11月
仙台心理カウンセリング&スクール
代表 田村 みえ

カウンセラー 田村 みえ プロフィール☆







皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。




●【アクセス】




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※心理的問題にて通院治療及び内服中の皆様は主治医の承諾が必要です。
 何卒ご理解頂けますよう、よろしくお願い致します。
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【被災された皆様へ:お知らせ】
※2019年12月10日(火)開催のカラー&アートセラピーは、2019年10月の台風19号や、豪雨で被災された皆様につきまして「罹災証明」をご提示頂ければ、無料にてご参加頂けます。微力ではありますが被災された皆様の支援の一部として対応させていただきます。心理的負担軽減の一助となれば幸いです。

★「り災証明書」等ご持参の皆様につきまして、色鉛筆は当方にて準備しております。

言葉では表現できない無意識の感情解放や心の癒し等にお役立て下さい。
ご自身の ”日々のストレス” をケア(軽減)して、日常の心理状態を取り戻すきっかけにして頂ければと思います。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。




「共に学び、共に成長する感動☆」 をご一緒に^^♪









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2019年11月11日

人間性心理学|コーチン






人間性心理学の特徴
人間性心理学の特徴と、臨床心理学の歴史の流れ

臨床心理学には4つの大きなパラダイムがあります。

1,フロイトによって確立された精神分析理論
2,ロジャーズが代表的研究者である人間性心理学
3,アイゼンクが代表である行動理論
4,ベックによって確立された認知理論

行動理論と認知理論は2000年ごろから統合されて認知行動理論と呼ばれるようになっています。
Witmerの心理学クリニック開設以降、上記のパラダイムが提唱・確立されるまでの流れを確認してみます。
※ウィトマー(Witmer, L. 1867~1956)







心理学の歴史

ヴントの要素主義を批判する形でワトソンが行動主義を展開しました。
そのときの主張が「心理学を科学として成立させるためには、内観という人間の主観的な側面ではなく、
客観的に測定・観察が可能な行動を扱うことが必要である」というものでした。
この主張は、心理学は自然科学の純粋に客観的・実験的な一部門であると考えていたことが窺えますね。

ワトソンが上記の主張を行った際の根拠の一つになっていたのは、パヴロフの条件反射学でした。
その後、1930年代ごろから刺激と反応の間に「有機体」を介在させる新行動主義が展開し、
オペラント条件づけに関する知見も提出されました。


第二次世界大戦後になると、実用性を重視する社会的雰囲気(プラグマティズム)が存在するようになり、
実証的な心理療法への機運が高まったこともあり、行動療法が展開しました。

行動療法の広がりには、以下の3人が大きく関与していました。

アイゼンク:
彼は心理療法における科学的な治療効果研究のきっかけを作った人物である。
力動的心理療法の理論、実際的な治療効果、診断法・治療法に関する反論を行った。
スキナーらと共通特徴を持つ治療法をまとめて「行動療法」と呼ぶことを提唱した人物でもある。
彼は行動療法を「人間の行動と情動とを現代行動理論に従ってよい方向に変える試み」
「科学的に実証された学習理論に基づいて人間の行動を変化させるためのアプローチ」などと定義している。

スキナー:
徹底的行動主義のスタンスを貫いており、行動の原因を内的なものに求めないのが特徴となっている。
オペラント条件づけの理論家と臨床応用で活躍した。

ウォルピ:
もともとフロイトの考え方に沿った治療を行っていたが、フロイトの理論では理解できない症例に出会ったことで、パヴロフの条件反射学に興味を抱いた。
実験神経症を示すなど、行動療法の神経症モデルを提唱した。
不安の治療に対して古典的条件づけの概念を初めて導入し、体系づけたことが大きな功績である。
以上のような流れをもって、その後認知行動療法への統合などが生じていきます。


上記の通り、科学的であることを強く主張しているのは人間性心理学ではなく、
行動主義やその流れにある行動療法であるとみなすことができます。







人間の健康的で積極的な側面を強調する

人間が無意識に支配されているとする精神分析や、外的環境に支配されているとする行動主義に対して、
人間を自由意思のもつ主体的な存在として捉える立場が人間性心理学です。

マズローはこの立場を、精神分析と行動主義の二大勢力に対して第三勢力の心理学と呼んでいます。

人間性心理学の立場に属する理論家や臨床家としては、
実存分析のフランクル
現存在分析のビンスワンガー
欲求階層説のマズロー
クライエント中心療法のロジャーズ
フォーカシングのジェンドリン
ゲシュタルト療法のパールズ
実存心理学のロロ・メイ

など・・・







コーチンは人間性心理学の基本的特徴を以下のように述べています。
(Korchin,S.J.の現代臨床心理学は重要な古典の一つです)。

人間を全体的に理解する
人間の直接的経験を重視する
研究者もその場に共感的に関与する
個人の独自性を中心におく
過去や環境より価値や未来を重視する
人間独自の特質、選択性、創造性、価値判断、自己実現を重視する
人間の健康的で積極的な側面を強調する

コーチンの現代臨床心理学:コーチンの定義自体は有名です。




フロイトは当初、神経症が過去の外傷体験によって生じていると考え、
そこから空想説への転換、心的現実の重視への転換という流れがあります。

この「外傷体験によって神経症が生じる」という視点や、そういった環境
(例えば、近親相姦など)によって症状が生じるという考え方。

精神分析における過去の体験は、内的現実として捉え、
今ここで情緒的に体験することの重要性がフロイトの論文からは読み取れます。
過去を重視する姿勢はどの心理療法にもありますが、
それはあくまでも現在のクライエントの問題・症状に対する支援のためです。



精神分析で過去を問うのはあくまでも「参考文献」としてであり、
そういう意味で常に未来志向であると言えます。
他にも、内観療法など過去の体験を想起するよう促す学派はありますが、
「価値や未来よりも過去や環境を重視する」という内容には合致しないと考えられます。
(「環境を重視する」という表現は行動療法にも通じるものがありますね)。
人間性心理学は未来志向の考え方があり、
同時にその人の内的な価値を重視するという面があります。







アフォーダンス理論

アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンによる造語であり、生態光学、生態心理学の基底的概念です。
彼によると、環境世界は人間や動物にとって、単なる物質的な存在ではなく、
直接的に意味や価値を提供(アフォード)するものであると捉えます。
従来の間接的認識論の立場では、外界の物理的刺激を感覚器官によって受容し、
心的世界によって意味や価値を与えるとしていたが、
アフォーダンス理論においては環境の方に意味や価値が実在するとみなします。


例えば、コップに取っ手が付いていたら、「私はそのコップについて持つという動作が可能である」ということがアフォード(提供)されていると捉え、この可能性が存在するという関係を「このコップと私には持つというアフォーダンスが存在する」あるいは「このコップが持ついう行為をアフォードする」と表現することになります。

大地は歩くことを支え、椅子は座ることを支持する、といったアフォーダンスを備えているということです。
すなわち、「動物と物の間に存在する行為についての関係性そのもの」をアフォーダンスと呼びます。

アフォーダンス理論は知覚や認知や運動をめぐる理論であり、
もともとはクルト・レヴィンやクルト・コフカのゲシュタルト心理学から派生しました。

レヴィンらは、環境世界が知覚者にもたらしている意味のゲシュタルトや価値のゲシュタルトに関心をもって、
これを「要求特性」として抽出しようとしました(クリスチャン・フォン・エーレンフェルスはそれを「ゲシュタルト質」と名付けました)。

このような特性や質は要素そのものに備わっているのでも、知覚があらかじめ備えているものでもなく、
要素と知覚の関係の「あいだ」に発生したものだと考えます。

ギブソンが確立した理論は、まとめて「生態学的心理学」とよばれています。
アフォーダンス理論は知覚心理学の領域の概念であり、
その背景にはゲシュタルト心理学の流れがあることが示されております。







進化心理学

人間行動進化学会は、進化心理学を「社会学と生物学の視点から、
現代的な進化理論を用いて、感情、認知、性的適応の進化などを含めた人間の本性を解明する学際的な学問」と位置づけています。
すなわち、ヒトの脳やこころの働きを進化の産物であるという認識に立った心理学ということになります。

生物としての進化の過程から人間を捉える進化心理学は、心理的問題の理解には欠かせません。
例えば、各種恐怖症の対象は確かに安易に近づくと危険なわけです。
人間の生物学的な進化を考えてみると、恐怖症は人間の生存において必要であったと考えられます。
恐怖症に限らず、さまざまな精神疾患、殺人、同性愛、自殺などにも何かしらの進化論的に見た適応的な意味がないかを探っていきます。

進化発達心理学は、従来の進化心理学が「大人の心理」に焦点を当てがちだったので、
子どもの心理の発達過程にも進化論の光を当ててみようというものかもしれません。
ヒトの発達を進化的視点で研究分析するという領域です。

※公認心理師国家試験のブループリントには「進化発達心理学」という用語が載っていました。









◆ウィトマーは1867年アメリカのフィラデルフィアに生まれました。ペンシルバニア大学の大学院でキャテル(Cattell, J. M.)の指導を受けていましたが,その後ドイツのヴントのもとで実験心理学を学び博士号を取得(1892年)。帰国してペンシルバニア大学に戻り研究を続けていましたが,関心が移り1896年には同大学に世界初の「psychological clinic(心理学的クリニック)」を創設しました。そして大学院生の訓練システムも整えていきました。さらに,1907年には"Psychological Clinic"という雑誌を創刊するに至ります。彼は主として学校で勉強に適応できていない子どもたちに関心を寄せていました。読字障害などです。


彼は「clinicalな心理学」にどのような意味を込めていたのか。"Psychological Clinic"の創刊号に自ら執筆した論文(Witmer, 1907)をみてみましょう。彼は「clinical」という語を臨床医学から借りたものであるとしたうえで,医学において「clinical」は,単に場所を示す言葉ではなく,それ以前の哲学的・説教的な医学から脱却するときの方法を示していたと述べています。医学においても患者さんの状態を顧みないで診察治療をしていた時期があったのであり,それを打破するための「clinical」概念だったのです。心理学においても「clinical」が重要だということを彼は以下のように述べています。


「臨床心理学は,哲学的思索に由来する心理学的・教育学的原理への異議申し立てであり,実験室の結果を教室の子どもたちに直接に適用しようとする心理学への異議申し立てである」(Witmer, 1907;サトウ,2003)。


臨床という日本語の意味はちょっと狭いと思われます。「clinical」が「ベッドサイドに臨む=臨床」という訳でよいのは医学だけなのかもしれません。医学における方法としてのclinicalが心理学に転用されたとき,それは臨場とか臨人とかそうした訳語がふさわしいのかもしれません。
(1915年ごろと推定されるクリニック内のサマースクールでモンテッソーリ教育の講習会をしています)


文献:サトウタツヤ 2003 心理学と社会:心理学領域の拡大 サトウタツヤ・高砂美樹流れを読む心理学史―世界と日本の心理学― 第3章 有斐閣
Witmer, L. 1907 Clinical Psychology. Psychological Clinic,1, 1-9.
ペンシルバニア大学アーカイブ
http://www.archives.upenn.edu/home/archives.html

心理学ワールド第29号掲載
(2005年4月15日刊行)













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2019年11月05日

カラー&アートセラピー☆受付中☆






カラー&アートセラピー☆受付中☆


◇こころの中に眠るダイヤモンド☆を探しに! ぜひ、いらして下さい☆

キラキラ☆ きれいになろう^^♪♪♪ ~


【日程】  12月10日(火) 12:30~14:00 ☆受付中^^

【ファシリテーター】 カウンセラー 田村 みえ プロフィール☆

【開催場所】 仙台心理カウンセリング ※JR長町駅~徒歩6分

         (地下鉄南北線 長町駅~徒歩5分)

【所在地】 仙台市太白区長町3丁目

【参加費】 おひとり様 3333en☆ (*当日ご持参下さいませ) 

【お申込み】 仙台心理カウンセリング:ホームページお申込みフォームにてお願い致します

【開講人数】 2名様以上にて開催します ⇛ 開講決定しております☆^^☆

いつも、ありがとうございます。


*アートセラピー体験で新しい自分発見!& 内面の浄化で気分もスッキリ!

*「ハート&アート」に意識をフォーカスすることで、
 無意識からのメッセージや可能性に気づいて行きます。
 現状からの視野を拡げるのに役立つことが多く含まれたセラピーです^^☆

*忙しい日常を忘れ、アートセラピーで癒されましょう♪

*色鉛筆ご持参下さい。







実際、感じ方(感覚)は人それぞれですので、

毎回、何かに気づき、納得すればOKと考えております^^☆

皆様のご参加、ご体験、心よりお待ち申し上げております。





●【アクセス】




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※心理的問題にて通院治療及び内服中の皆様は主治医の承諾が必要です。
 何卒ご理解頂けますよう、よろしくお願い致します。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


前回、10/25は、本日の『カラー心理』(意味など)を、ご確認頂いた後、
メインは、自己理解のための「アートセラピー」をご体験いただきました。

HTPテスト
「家、樹、人」を描き、投影されているものをみながら、
生まれ育った環境、自分自身の状況、人間関係などを確認し、
過去の自分を受容しながら自分を癒やし、未来の自分のエネルギーを高めていただきました。

現在の自分が癒やされると、
過去のネガティブな体験やそのとらえ方も大きく変化することが少なくありません。
継続していただくことで、日々の自己ケアにお役立て頂くことも可能です。

10/25ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました☆

【被災された皆様へ:お知らせ】
※2019年12月10日(火)開催のカラー&アートセラピーは、2019年10月の台風19号や、大雨で被災された皆様につきまして「罹災証明」をご提示頂ければ、無料にてご参加頂けます。微力ではありますが被災された皆様の支援の一部として対応させていただきます。心理的負担軽減の一助となれば幸いです。

★「り災証明書」等ご持参の皆様につきまして、色鉛筆は当方にて準備しております。

言葉では表現できない無意識の感情解放や心の癒し等にお役立て下さい。
ご自身の ”日々のストレス” をケア(軽減)して、日常の心理状態を取り戻すきっかけにして頂ければと思います。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。




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「共に学び、共に成長する感動☆」 をご一緒に^^♪


☆ 皆さまのお申込み、お待ちしております^^ ☆









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Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:00心理学講座