天国と地獄|こころのチキンスープ
こころのチキンスープ。
20年ぶり(^^)に、
読んでみた。
泣ける。。。。
144ページの、
天国と地獄
は、人間の二極化が、
わかりやすく描写されている。
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『 天国と地獄 』
ひとりの男が、天国と地獄について神様と話をしています。
神様が男に言いました。
「こちらについてくるが良い。地獄を見せよう」
二人が最初に入っていった部屋には、
人間たちが煮物の入った大きな鍋を囲んで座っていました。
全員がひどくお腹をすかせ、
生きる望みもすっかりなくしたように見えます。
皆、スプーンを鍋に入れては煮物を口に運ぶのですが、
スプーンの柄が腕より長くて口に届きません。
その苦しみようと言ったら、それはひどいものでした。
「さあ、今度は天国を見せよう」
しばらくすると神様が言いました。
二人がつぎに入っていったのは、
先ほどとまったく同じような部屋でした。
煮物の入った鍋、そして柄の長いスプーンがあり、
人間たちがいました。
ところがこの部屋の人たちはお腹も十分に満たされ、
その顔は幸せに輝いていたのです。
「どうしてなのでしょう?私にはわかりません」と、
その男は言いました。
「なぜここにいる人たちはこんなに幸せで、
さっきの人たちはあんなに惨めなのでしょう?
条件はまったく同じだというのに!?」
神様はほほ笑むと、
「それはとても簡単な事だ」と言いました。
「ここにいる者たちは、
お互いに食べさせ合うことを学んだのだ。
ただそれだけの違いなのだよ」
(アン・ランダース)
☆こころのチキンスープ2 P144☆
「あしあと」(「Footprints」)
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
1つはわたしのあしあと、
もう1つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出された時、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには1のあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、
わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくだきると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。
あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
マーガレット・パワーズ
こころのチキンスープ2 P244
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『 子育てをやり直せるなら 』
もし子育てをやり直せるなら
家よりもまず子どもの自尊心を築き上げます
間違いを直そうとばかりしないで
子どもともっと心を通わせます
時間ばかりを気にしないで
子どもの成長を見つめます
知識ばかりを詰め込もうとしないで
心を思いやりでいっぱいにします
もっとハイキングに行って
広い野原で子どもと一緒にたこ上げをします
深刻ぶるのはやめて
子どもと夢中になって遊びます
広い野原を一緒に駆けまわって
空いっぱいの星をじっと眺めます
意地を張らないで
子どもをもっと抱きしめます
目先のことだけにとらわれないで
もっと長い目で子どもを育てるようにします
うるさい事ばから言わないで
もっと子どもをほめてあげます
そして成功や権力を追い求めるのではなく
愛の力のすばらしさを子どもに教えます
ダイアン・ルーマンズ
「心のチキンスープ2」 P44
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