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2019年06月06日

MMPI|ミネソタ多面人格目録

MMPI|ミネソタ多面人格目録




MMPI|ミネソタ多面人格目録

MMPI

ミネソタ多面人格目録(ミネソタためんじんかくもくろく)は、
Minnesota Multiphasic Personality Inventory

質問紙法 の心理検査 で、

質問に対して「あてはまる」、「あてはまらない」、「どちらでもない」を選択する

3件法が用いられる。

英語名の頭文字をとってMMPIとも呼ばれる。



MMPIは、1943年 にアメリカ ミネソタ大学病院

精神神経科の心理学者 ハサウェイ(Hathaway, S. R.)と、

精神科医 マッキンリー(Mckinley, J. C.)によって開発された

人格目録で、550の質問項目で構成されている。





◆ハザウェイ (Hathaway, S. R.)
1943年精神医学者マッキンリーとともに
精神医学的診断の客観化のために「MMPI」を開発した。



◆マッキンリー (McKinley, J. C.)
1943年ミネソタ大学心理学者ハザウェイとともに
精神医学的診断の客観化のために「MMPI」を開発した。




MMPI開発の目的は、精神医学的診断の客観的尺度を作成することであった。

これは、当時ハサウェイとマッキンリーが既存の尺度を使用してみたところ、

それらが役に立たなかったことが影響している。



彼らは検査を作成するに当たって、1000以上の質問項目を集めることからはじめた。

集めた質問項目の中から重複するものや、

検査の目的と一致しないもの を除いた結果、504項目が残った。

そこで、彼らはその504項目を正常者に実施した。



正常群はミネソタ大学病院の精神疾患を持たない患者や見舞い客、
ミネソタ大学 の入学前ガイダンスの出席者、
事業促進局 (Works Progress Administration ) の労働者から選ばれた。




これらの正常群はミネソタ正常群(the Minnesota normals)と呼ばれる。

次いで、臨床群にも実施した。

臨床群はミネソタ大学病院の精神科患者の中から、

診断に疑問のある患者、二つ以上の診断名がつ けられている患者などを除いたもの、

つまり診断名が「抑うつ」のみや「統合失調症」のみのような患者が選ばれた。



臨床群はさらに心気症 、抑うつ 、ヒステリー 、精神病質的偏奇 、パラノイア 、

神経衰弱 、統合失調症 、軽躁病 の診断名ごとに分けられた。



MMPIは、これら正常群と臨床群を比較して応答に有意な差のあった項目を

それぞれの尺度の弁別に用いることにした。




MMPI|ミネソタ多面人格目録




この結果、心気症尺度(Hs)、抑うつ尺度(D)、ヒステリー尺度(Hy)、

精神病質的偏奇尺度(Pd)、パラノイア尺度(Pa)、

神経衰弱尺度(Pt)、統合失調症尺度(Sc)、

軽躁病尺度(Ma) の8つの臨床尺度が作成された。



その後さらに、男性の同性愛者 を弁別することが目的の男性性・女性性尺度(Mf)と、

ドレイク(Drake, 1946)の作成した社会的内向性尺度(Si)が加えられ10尺度となった。

これら10尺度は臨床尺度(clinical scales)と呼ばれる。

また、Mf尺度は500余の項目に追加する形であったため、

項目数は今日の総項目数と同じ550項目となった。




MMPIには臨床尺度のほかに、検査の妥当性 を測る、

4つの妥当性尺度(validity scales)が設定された。

それぞれの詳細は以下の通りである。


?尺度(疑問点)被験者が「どちらともいえない」と答えた項目の数を表しており、

これが多い場合は妥当性が疑わしくなるため、

判定の中止、あるいは再検査を検討する必要がある。



L尺度(虚構点)Lはうそ(Lie)を表し、

被験者が自分を好ましく見せようとすることによっておこる

反応の歪みの程度を調べるものである。



F尺度(妥当性点)正常な成人においては

出現率の低い回答をした数を表しており、

これが多い場合は検査の結果の信頼性が低いと考えられる。



K尺度(修正点)自己に対する評価、検査に対する警戒の程度を調べるもので、

これが高いほど自己防衛の態度が高いといえる。

また自己に対する評価、検査に対する

警戒による回答の歪みを修正するための点数としても扱われる。




MMPI|ミネソタ多面人格目録




最初の手続きは1943年に刊行。

原著者たちの当初の目的は精神医学的診断を客観化すること。

現在では臨床心理学的観点から人格特徴を叙述する手段として

研究と臨床査定に幅広く使われている。




550問の質問項目からなる。

各項目は短い自己叙述文です。

自己叙述文の内容には、精神および身体健康、

家庭・職業・教育・性・社会・政治・宗教・ 文化等に対する態度、

精神病理、性度、ならびに受検態度があります。



質問数の多さ、尺度の詳細性において、信頼性が高い性格検査の1つです。

回答は「あてはまる」「あてはまらない」の諾否型(true-false type)の検査です。

「臨床尺度」「妥当尺度」、そして多数の「追加尺度」から構成されます。

精神科から心理相談まであらゆる場面で用いられます。

性格研究においては最もよく用いられる性格検査の1つです。

欠点は、質問数が多いため、検査に時間がかかることです。




◎臨床尺度(10尺度)として人格特徴を査定する目的で作成されています。

特徴は外的基準に用いた経験的アプローチによって項目を構成している点です。

臨床尺度は、第1尺度から第10尺度まであります。

各尺度について以下の通りです(括弧内は尺度番号)



(1) 心気症:精神面を無視する傾向と疾患・健康への懸念、
  精神面を無視する傾向や疾病への懸念

(2) 抑うつ:抑うつ傾向と不適応感、現状への不満・不適応感や抑うつ傾向

(3) ヒステリー:回避手段としての拒否・楽観的で明るい面、
  ストレス対処の仕方、自分の感情の洞察

(4) 精神病質偏奇:人・体制・権威に逆らう傾向、
  人および規制の体制・権威に逆らう傾向

(5) 男子性・女子性:ステレオタイプな性的役割を取得している程度と性役割感


(6) パラノイア:対人感受性・疑問を持つ、対人関係上の敏感さ、猜疑傾向

(7) 精神衰弱:不安をはじめとする諸種の神経症傾向、
  不安感をはじめとする種々の神経症的傾向

(8)  精神分裂病:現実との接触の仕方、統制と疎外感

(9) 軽躁病:活動性

(10)  社会的内向性:社会参加や対人接触を避ける傾向





◎妥当性尺度(4尺度)

妥当性尺度は受検態度の偏りを査定するために設けられています。

項目は以下の通り。

・疑問尺度(?尺度):回答しなかった項目数で示される不決断や拒否的態度
・虚構尺度(L尺度):社会的に望ましい方向に答える傾向、一般的な弱点を受け入れない傾向
・頻度尺度(F尺度):受検態度の偏りと適応水準、希有な回答で表される一般的考え方とのずれ
・修正尺度(K尺度):防衛的な受検態度、自己開示と自己防衛のバランスを査定




◎追加尺度

おおよそ500個におよびます。

不安尺度として知られている。

J.A.タイラーのMAS(顕在性不安尺度)も追加尺度の一つです。




MMPI|ミネソタ多面人格目録




◇MMPIの解釈

尺度の標準得点(T得点)にもとづいて描いたプロフィールの高さと形状を読み取ります。

解釈では被験者の受験態度、適応の程度と型ならびに人格特徴を推論します。



基にすることは各尺度単独の解釈仮説と尺度パターンの解釈仮説です。

臨床査定の場合は、このほかに精神医学的診断印象を加えるのが一般的です。

MMPIで解釈者の拠って立つ人格理論に沿った推論が可能な点も、

この検査の1つの特徴です。

最近ではコンピュータを利用した自動解釈プログラムも開発されている。




MMPI|ミネソタ多面人格目録




【補足:まとめ】


①ミネソタ大学のHathaway,S.R. and Mckinley,J.C.が1930年代末から開発を進めてきた質問紙法パーソナリティ検査(人格目録)である。

②550の項目があり、4つの妥当性尺度(?、L、F、K)と10の臨床尺度(Hs、D、Hy、Pd、Mf、Pa、Pt、Sc、Ma、Si)が基本的な尺度として設けられている。他に、数百にもおよぶ追加尺度が開発されている。

③MMPIの当初の目的は、精神医学的診断に客観的な手段を提供することにあった。
その後、目的はパーソナリティ叙述へと移行し、現在世界的に最も多く用いられるパーソナリティ検査の一つとなっている。

④それに伴い、誤解を招きやすい疾患名を冠した臨床尺度は、現在、尺度番号(第1尺度~第0尺度)を使用するようになっている。


【実施法】

①適用対象は、「15歳以上の、小学校卒業程度以上の読解力を有する人」(新日本版マニュアルによる)である

②550項目の文章に対し、「当てはまる(True)」か「当てはまらない(False)」かを回答してもらう。
基本的には2選択だが、「どちらともいえない(Cannot Say)」という回答も許容されている。
「どちらともいえない」の回答は9以下にすることが求められる。



【利点】

質問への回答から、パーソナリティを多面的に(いろいろな面から総合的に)捉えることができる。
この検査に対してどのような構え・態度で臨んだのかをとらえる尺度(ものさし)が用意されていることは、MMPIに特徴的な点である。

これは、外界に対してどのような対処パターンを取りやすいかという、パーソナリティのごく基本的な特徴を表している。
さらに、パーソナリティの様々な側面を表す尺度(ものさし)が10個用意されており、より詳しいパーソナリティの特徴はこの尺度の組み合わせによって表現される。

質問への回答は具体的な数値で扱われるため、結果→解釈への流れがより客観的で分かりやすい心理検査であるといえる。

心理検査である以上、専門家が実施するのが望ましいが、検査を誰が実施したか(テスターが誰であるか)によって検査の結果が影響される程度が比較的少ない。




【尺度】

基礎尺度 妥当性尺度
■ ?尺度 (疑問尺度)
■ L尺度 (虚偽尺度)
■ F尺度 (頻度尺度)
■ K尺度 (修正尺度、対処尺度)


臨床尺度
■ 第1尺度:Hs(心気症)
■ 第2尺度:D(抑うつ)
■ 第3尺度:Hy(ヒステリー)
■ 第4尺度:Pd(精神病質的偏倚、精神病質)
■ 第5尺度:Mf(男性性・女性性)
■ 第6尺度:Pa(パラノイア)
■ 第7尺度:Pt(精神衰弱、強迫神経症)
■ 第8尺度:Sc(精神分裂病)
■ 第9尺度:Ma(軽躁病)

第0尺度:Si(社会的内向性)


※精神分裂病 ⇒ 統合失調症






【参考文献】
「日本臨床MMPI研究会」刊行
よくわかるMMPIハンドブック(基礎編)(金剛出版)」2018










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