2020年05月30日
カルデラ湖?|蔵王の御釜
カルデラ湖? 蔵王の御釜は、火口湖
◆蔵王のシンボルである「お釜」は、熊野岳1,840m、刈田岳1,758m、五色岳に囲まれ周囲1,080mの火口湖。お釜状なのでお釜という名前がついています。エメラルドグリーンの湖水が刻々と変化する神秘的な美しさ^^♪
※昭和43年測深時:お釜の最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲1,080m、東西径325m南北径335mの記録あり。
◆別名「五色沼」:天候や日差しによって5色に変化する
蔵王「馬の背」と「五色岳」の中間、1,600mにある円形(馬蹄形)火口湖。
※天候や日差しによって、お釜の湖水の色が、エメラルドグリーンやコバルトブルーなどに変化することから、お釜は別名「五色沼」とも呼ばれる。お釜の湖水は強酸性のため生物は生息できない。水温は表面から10数mの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない火口湖。
◆御釜(おかま)は、宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖で、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあり、しばしば蔵王連峰の象徴として見られている。
御釜は、外輪山と、爆裂火口によってえぐられた中央火口丘とによってその周囲をぐるりと囲まれている。水を入れた釜に例えることが出来る。また、御釜の湖水の水温は火山活動によって度々上昇している。御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、あるいは火山活動による水温の変化で語られることがある。
◆御釜のあるエリアはカルデラであるが、その外輪山の東側は崩壊している。外輪山の尾根をたどると北側が「ロバの耳岩」辺りから西側の「馬の背」を経て南側の「刈田岳」(標高1758メートル)に至るラテン文字の「C」、あるいは、馬蹄形になっている。この外輪山の内側に標高1674メートルの「五色岳」という中央火口丘(後カルデラ火砕丘)があり、この西側中腹に直径約400メートルの爆裂火口がある。この火口の底に水が溜まってできた火口湖が「御釜」。
蔵王の火山活動は、約100万年前から始まったとする説があるが、少なくとも70万年前には始まっていたと考えられている。約3万年前には山体崩壊が発生してカルデラが形成された。その後、約3000年前から2000年前頃の活動で外輪山の東側が崩壊し、現在のような東側に開いたC形あるいは馬蹄形の形となった。約2000年前からは外輪山の内側での活動により中央火口丘である五色岳が形成された。当初の火口は、現在の五色岳の最高部の南側、現在の御釜の中心から見て南東方向にある窪地である。
◆蔵王のシンボルである「お釜」は、熊野岳1,840m、刈田岳1,758m、五色岳に囲まれ周囲1,080mの火口湖。お釜状なのでお釜という名前がついています。エメラルドグリーンの湖水が刻々と変化する神秘的な美しさ^^♪
※昭和43年測深時:お釜の最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲1,080m、東西径325m南北径335mの記録あり。
◆別名「五色沼」:天候や日差しによって5色に変化する
蔵王「馬の背」と「五色岳」の中間、1,600mにある円形(馬蹄形)火口湖。
※天候や日差しによって、お釜の湖水の色が、エメラルドグリーンやコバルトブルーなどに変化することから、お釜は別名「五色沼」とも呼ばれる。お釜の湖水は強酸性のため生物は生息できない。水温は表面から10数mの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない火口湖。
◆御釜(おかま)は、宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖で、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあり、しばしば蔵王連峰の象徴として見られている。
御釜は、外輪山と、爆裂火口によってえぐられた中央火口丘とによってその周囲をぐるりと囲まれている。水を入れた釜に例えることが出来る。また、御釜の湖水の水温は火山活動によって度々上昇している。御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、あるいは火山活動による水温の変化で語られることがある。
◆御釜のあるエリアはカルデラであるが、その外輪山の東側は崩壊している。外輪山の尾根をたどると北側が「ロバの耳岩」辺りから西側の「馬の背」を経て南側の「刈田岳」(標高1758メートル)に至るラテン文字の「C」、あるいは、馬蹄形になっている。この外輪山の内側に標高1674メートルの「五色岳」という中央火口丘(後カルデラ火砕丘)があり、この西側中腹に直径約400メートルの爆裂火口がある。この火口の底に水が溜まってできた火口湖が「御釜」。
蔵王の火山活動は、約100万年前から始まったとする説があるが、少なくとも70万年前には始まっていたと考えられている。約3万年前には山体崩壊が発生してカルデラが形成された。その後、約3000年前から2000年前頃の活動で外輪山の東側が崩壊し、現在のような東側に開いたC形あるいは馬蹄形の形となった。約2000年前からは外輪山の内側での活動により中央火口丘である五色岳が形成された。当初の火口は、現在の五色岳の最高部の南側、現在の御釜の中心から見て南東方向にある窪地である。
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