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2020年01月20日

PM理論|三隅二不二






PM理論|三隅二不二

PM理論

日本の社会心理学者の三隅二不二氏が1966年に提唱した、リーダーシップ論。

「目標達成行動-目標を達成するP(Performance function)機能」と、「集団維持行動-人間関係に配慮し、集団を維持しようとするM(Maintenance function)機能」の2つの能力要素により、リーダーシップは構成されているという理論。

この2つの能力の大小により、4つの型に分類。

P機能が大きい場合は、大文字のP、
小さい場合は小文字にp、
同様にM機能が大きい場合は、大文字のM、
小さい場合は小文字にmと記すことで、
PM型、Pm型、pM型、pm型と表記。

P機能、M機能、いずれも優れているPM型を、理想のリーダー像と位置付けたこの理論は、組織が戦略を練るための、人事的な分析材料として用いられている。


◆三隅 二不二(みすみ じゅうじ/じふじ、(1924~2002)は、日本の心理学者。専攻は社会心理学。文学博士。

クルト・レヴィンによって創始されたグループ・ダイナミックス(集団力学)を日本に紹介し、その普及と発展に力を注いだ。

リーダーシップをパフォーマンスとメンテナンスの2つの機能の複合として捉えるPM理論で世界的に知られる。


◆クルト・レヴィン Kurt Lewin(1890~1947) 

心理学者。社会心理学者 。ドイツのモギルノ(Mogilno) (現在はポーランド領) 生まれでユダヤ系。

「ツァイガルニク効果」の研究や「境界人」の概念の提唱で知られる。









【概要】

ゲシュタルト心理学を社会心理学に応用し、トポロジー心理学を提唱。ベルリン大学の哲学と心理学の教授を務めていたが、ナチスの政権掌握で、ユダヤ人の学者は大学から追放された。海外に出ていた彼は、1933年8月にアメリカに亡命し、1940年にアメリカの市民権を取得した。

コーネル大学教授:マサチューセッツ工科大学(MIT)にグループダイナミクス(集団力学)研究所を創設。
「社会心理学の父」と呼ばれ、アイオワ大学の博士課程でレオン・フェスティンガーなどを指導した。

リーダーシップスタイル(専制型、民主型、放任型)とその影響の研究、集団での意思決定の研究、「場の理論」や変革マネジメントの「解凍―変化―再凍結」モデルの考案、「アクションリサーチ」という研究方式、グループダイナミクスによる訓練方法(特にTグループ)など、その業績は多方面にわたる。


研究を通して得た結論:概念

 ◆「P」機能:「目標達成機能」(Performance)

 ◆「M」機能:「集団維持機能」(Maintenance)

「pm」「Pm」「pM」「PM」と4つのタイプが示されている。

双方が小文字の「pm」は、P機能、M機能ともに「弱い」ことを意味する。

逆にふたつが大文字の「PM」とは、目標達成への意識高く、チームをまとめようとする意識も強く、実際に、そうした行動をとっているリーダーのタイプを意味します。


◆PM理論は父性と母性の論ともいえる

リーダーシップの科学の本画像「集団におけるリーダーシップとは、集団の目標達成や課題解決を促進し、集団に胚胎する崩壊への傾向を抑制して、集団の維持を強化する集団機能を代表するものである。

一方、集団の側から考えれば、集団が困難に遭遇してその脱出にあえいでいればいるほど、その困難を克服してくれる父親(P)のように強力で頼りがいのあるリーダーの出現を求める。

また、集団が内部葛藤・対立に疲労困ぱいして、崩壊への危機をはらんでいるときには、母親(M)のように許容的であり寛容で、理解と支持を示し、すべてを受容してくれるリーダーシップを求めるであろう」


※「リーダーシップの科学」 三隅二不二/著 講談社


P機能は、「成果」や「目標」を達成するための厳しい「父性」であり、M機能は、チームをまとめるための「優しさ」「包容力」など「母性」です。父性と母性の関連することから、Pを「パパ」のP、Mを「ママ」のMとし、PM理論は、「パパ・ママ理論」と呼ばれることもあります。

父なる厳しさ(父性)で成果をあげて、母なる優しさ(母性)でチームをまとめる優れたリーダーは「PM型」であるというのが、三隅氏のPM理論。

実は複雑であり、実際には、父性と母性だけを意識しても、リーダーシップが強化されるとは限りません。その他の様々な資質がリーダーシップには求められます。

















































































































































































  


Posted by 仙台心理カウンセリング  at 07:07心理学講座