2019年02月04日
行動変容モデル|プロハスカ
【Prochaska の行動変容ステージモデル】
プロハスカ(プロチャスカ)の行動変容ステージモデルは、
どの程度自分自身と向き合っているかを捉えるモデル。
<Prochaska の行動変容ステージモデル>
・前熟考ステージ
このステージに属す人は、これから6カ月以内に、行動を変えようとする
意図がない状態である。その行動を必ずしもハイリスクであるとみておら
ず、仮にそうであったとしても、その行動を変える必要性を感じていない。
・熟考ステージ
このステージに属す人は、これから6カ月以内に行動を変化させる意図が
ある状態である。行動の成り行き、すなわちその行動を続けているとどの
ようになるかを調べ始めている。その人は、その行動をとり続けることに
よって、自分の生涯に起こり得るであろう短期的および長期的結果につい
て質問し始める傾向が強い。
・準備ステージ
このステージに属す人は、これから1カ月以内に行動を変化させるために
行為を行う意図を持っている状態である。その行動変容に役立つような方
略について考え始める傾向が強い。
・実行ステージ
このステージに属す人は、すでに行動変容を行ってきているが、その期間
は6カ月に満たない状態である。新しい健康的行動を行う利得がすぐさま
目に見えて現れないために、逆戻りの危険性が最も高い。
・維持ステージ
このステージに属す人は、少なくとも6カ月以上の期間で健康的な行動を
維持してきた状態である。行動からの利得を認識し始めている。しかし、
まだ逆戻りの危険性があるので、もとの問題行動を再び始めてしまう誘惑
が待ち受けている。
これら変容のステージを通る動きは連続的とは限らない。事実、行動変容
を行っている者の間には、もとの問題行動に逆戻りしてしまう者もみられる。
行動を変化させている者にみられる最も共通する経路は、変容ステージを進
んだり、後退したりすることである(『変化のスパイラル・モデル』:
Prochaska, Norcross & DiClemente, 1994)。
維持ステージに到達したとしても、
熟考ステージに逆戻りすることもあります。
維持ステージに長くいればいるほど、
逆戻りする可能性は低くなります。
行動変容ステージは、変容するための「セルフケア」
各ステージの特徴を自分なりに解釈し、
方向性を見い出し、導くことが大切と考えます。
一度自分自身に当てはめた上で実践してみるのがオススメ☆
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