2011年05月31日
仙台空港の今日☆
3月11日(14:46)の 大震災からもうすぐ3カ月。
空港が近づくにつれ、車のウィンドウに飛び込む風景。
まるで別世界・・・。 見慣れた風景が、今は無い。
航空大学校、研修センター、・・・ 言葉を失う。
4月13日から再開された仙台空港。 本日も国内臨時便9便が離着陸。
あの惨状から、限界ぎりぎりで稼働している☆
水道全面復旧。 電気は一部復旧。
メールはまだ使えない。 空港そばの信号も消えている。
空港事務所内は、ある程度片付いたように見えるものの、
建物、事務所1階の壁に残った、
高さ2メートル弱の 『線』 が生々しい。
物理的にも心理的にも、平常を取り戻すにはもう少しの時間が必要。
今は、自分に出来ることをやって行くしかないことを痛感し空港を後にする。
ゆがんだ柵の向こう側から飛び立つ 「ANA 伊丹行き」 青空がまぶしい。
ベニヤ板張りの狭い通路を抜けると ↑「出発9便」のボード(5月31日)
「管制塔」の下。 まだまだ散乱状態。 ↑手前は塩害で枯れた植木。
空港事務所入口からの風景。(5月31日)
片隅に小さな菜の花がひっそりと咲いていた。